2019年でヤフブロが終了ということで、引っ越してまいりました。
「インフェルノ」(2016年)
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宗教象徴学者ロバート・ラングドンの活躍を描くダン・ブラウンの世界的ベストセラー・シリーズをロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演で映画化した大ヒット・ミステリー・アドベンチャーの「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く第3弾。フィレンツェやベネツィア、イスタンブールを舞台に、新種のウイルスによって人類の半数を死滅させようとする大富豪の恐るべき計画を阻止すべく、ダンテの叙事詩『神曲』の“地獄篇(インフェルノ)”に隠された暗号の謎に挑むラングドンの決死の戦いの行方を描く。共演はフェリシティ・ジョーンズ、ベン・フォスター。

ラングドン教授が目覚めたのは、なぜかフィレンツェにある病院の一室だった。過去2日間の記憶がない彼は、謎の刺客に命を狙われるも、女医シエナの手を借り、どうにか病院から脱出する。何も思い出せない彼のポケットには1本のペンライトが。そして映し出されたのは、ダンテの神曲“地獄篇”を模した『地獄の見取り図』。そこに刻まれた“暗号”を探るうち、ダンテのデスマスクの持ち主で大富豪の生化学者ゾブリストに辿り着くラングドン。彼は人口爆発による人類滅亡を回避する唯一の解決策だとして、恐るべき計画を目論んでいた。シエナとともに次々と立ちはだかる謎を読み解き、ゾブリストの野望を食い止めるべく奔走するラングドンだったが…。

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『ダ・ヴィンチ・コード』でお馴染みのダン・ブラウンの歴史ミステリー 映画化第3弾。初作の「ダ・ヴィンチ・コード」のつまらなさは 断トツでしたが。2作目「天使と悪魔」は一応ミステリーっぽい感じがあって、及第点とはいかないまでも、まだ見所はありました。この3作目はいかに…!?と思って観賞しました。意外にも、これはまずまずの面白さですね。国際テロというか無差別殺人を企てる犯人を追って、主人公のラングドン教授がフィレンツェ、ベネチア、イスタンブール…と、ヨーロッパを駆け回る!! ってことですな。

ただ、こうなってくると…“007”ジェームズ・ボンドとか“M:I”イーサン・ハントとかジェイソン・ボーンとかとあんまり変わないかも? どことなく既視感が漂います。今回の相手役は「スター・ウォーズ/ローグ・ワン」に出てたあの主演の娘。トム・ハンクスの相手役には、若過ぎると思ったら、それは別の人がいるのね。なんか、過去にラングドンと訳アリのようだったけど、今までの2作品には全然出てこなかったよね…。そういうところは、緻密に作って欲しいなぁ~! と思うのでありました。感想は以上です。

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「インフェルノ」(2016年)
監督 ロン・ハワード
製作 ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード
原作 ダン・ブラウン
脚本 デヴィッド・コープ
撮影 サルヴァトーレ・トチノ
編集 ダン・ハンリー、トム・エルキンズ
音楽 ハンス・ジマー
出演 トム・ハンクス       (ロバート・ラングドン)
    フェリシティ・ジョーンズ (シエナ・ブルックス)
    イルファ・カーン      (ハリー・シムズ)
    オマール・シー      (クリストフ・ブシャール)
    ベン・フォスター      (バートランド・ゾブリスト)
    アナ・ウラル        (ヴァエンサ)
    アイダ・ダーヴィッシュ  (マルタ・アルヴァレス)
    カエサル・セレモニーニ (イニャツィオ・ブゾーニ)
    シセ・バベット・クヌッセン(エリザベス・シンスキー)

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「ブレードランナー 2049」(2017年)
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巨匠リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔「ブレードランナー」の35年ぶりの続編となるSF超大作。前作から30年後の荒廃した未来世界を舞台に、ブレードランナーとして活動する捜査官“K”を待ち受ける衝撃の運命を、圧倒的な映像美とともに描き出す。主演はライアン・ゴズリング、共演にハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス。リドリー・スコットは製作総指揮に回り、監督は新たに「プリズナーズ」「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴが務める。

荒廃が進む2049年の地球。労働力として製造された人造人間“レプリカント”が人間社会に溶け込む中、危険なレプリカントを取り締まる捜査官“ブレードランナー”が活動を続けていた。LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程でレプリカントを巡る重大な秘密を知ってしまう。一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、Kの行動を監視する。捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK。やがて、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消した男デッカードの存在に辿り着くが…。

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35年ぶりに製作された続編。しかも有名なフィリップ・K・ディックの原作がある訳でもないのに、よく作りましたね!「インデペンデンス・デイ」の続編が20年ぶりに作られましたが…間が35年空いたのは異例中の異例でしょう。ダニー・ボイルの「トレイン・スポッティング」も続編が作られたのは19年ぶりでしたか⁉ でもね、やはりそこは前作「ブレードランナー」が伝説のSF映画の金字塔でしたから、35年ぶりの続編製作は別格というか、他には類を見ない衝撃でした。ハリソン・フォードも公開当時75歳、よく頑張りました。

ただそこは…老体を鞭打っての演技、主役はライアン・ゴズリングに交代しています。「ラ・ラ・ランド」「ファースト・マン」と、」話題作に連続して主演していますから、彼は絶好調ですな。物語はデッカードとレイチェルが姿を消してからどうなったのか?というのが主軸。それを探し出す捜査官がライアン演じるKとなる訳です。“ナルホド、こうきたか”という展開でした。ただ、この内容で3時間(163分)の映画にする必要があったのかな?とは、思いましたが…独特の世界観を踏襲しながら(壊さずに)、新たなの世界観を構築して(壊して)いるのは、さすが!と、評価に値します‼

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「ブレードランナー 2049」(2017年)
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
製作 リドリー・スコット、アンドリュー・コソーヴ、ブロデリック・ジョンソン
原案 ハンプトン・ファンチャー
脚本 ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン
撮影 ロジャー・ディーキンス
編集 ジョー・ウォーカー
音楽 ハンス・ジマー、ベンジャミン・ウォルフィッシュ
出演 ライアン・ゴズリング   (K/ジョー)
    ハリソン・フォード     (リック・デッカード)
    アナ・デ・アルマス     (ジョイ)
    シルヴィア・フークス   (ラヴ)
    ロビン・ライト        (ジョシ警部補)
    マッケンジー・デイヴィス (マリエット)
    カーラ・ジュリ        (アナ・ステリン博士)
    ローレン・ペタ       (レイチェル)
    デイヴ・バウティスタ   (サッパー・モートン)
    エドワード・J・オルモス (ガフ)
    ジャレッド・レト       (ニアンダー・ウォレス)

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「ブレードランナー」(1982年)
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フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作としてリドリー・スコットが映画化。近未来を舞台にしたSFサスペンスで、その卓越した近未来描写により、多くのファンを持つ。後発のSF作品にも大きな影響を与え、いわゆる「サイバーパンク」の代表作の一つと見なされるようになった。シド・ミードの美術デザイン、ダグラス・トランブルのVFX、ヴァンゲリスのシンセサイザーを効果的に使用した音楽も独自の世界観の確立に貢献した。

植民惑星から4体の人造人間(=レプリカント)が脱走した。彼らの捕獲を依頼された“ブレードランナー”(=レプリカント専任捜査官)デッカードは、地球に潜入したレプリカントたちを追うが……。原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のもつ現実と夢の混交はもちろん、シチュエーションからくるアクション性よりも、主演のハリソン・フォードを喰う存在感を見せつけた、ルドガー・ハウアー扮するレプリカントの最後の独白が更に強い印象を残す。映画史に残る傑作。

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2017年に公開された「ブレードランナー 2049」のレビューを書く前に、伝説的な前作「ブレードランナー」の記事をアップします。ハリソン・フォードはこの頃絶好調! 「スター・ウォーズ」ではハン・ソロ、「レイダース」ではジョーンズ博士、「パトリオット・ゲーム」ではジャック・ライアン、「逃亡者」ではキンブル医師…いったいどんだけ当たり役があるんだろう!? それに、敵(レプリカント)役の3人(R.ハウアー、D.ハンナ、S.ヤング)も、注目されるきっかけとなった。

リドリー・スコットの演出で、印象的なのは日本の街並みを巧みに映像に取り入れている点。リドリー・スコットが来日した際に訪れた新宿歌舞伎町の様子をヒントにしたとされている。さらに、都市の外観は香港をモチーフにしているといわれ、その日本×香港のミックスが、得も言われぬエキゾチックな感覚を生み出している。スコットはこの4年後、「ブラック・レイン」でも日本を舞台に映画を作ってるからね…。親日家なんでしょう。日本人には嬉しいことです!

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「ブレードランナー」(1982年)
監督 リドリー・スコット
製作 マイケル・ディーリー、ハンプトン・ファンチャー、ブライアン・ケリー
原作 フィリップ・K・ディック 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
脚本 ハンプトン・ファンチャー、デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
撮影 ジョーダン・クローネンウェス
特撮 ダグラス・トランブル、リチャード・ユリシック、デヴィッド・ドライヤー
編集 テリー・ローリングス
音楽 ヴァンゲリス
出演 ハリソン・フォード     (リック・デッカード)
    ルドガー・ハウアー    (ロイ・バッティ)
    ショーン・ヤング      (レイチェル)
    ダリル・ハンナ       (プリス・ストラットン)
    ジョアンナ・キャシディ  (ゾーラ・サロメ)
    ブライオン・ジェームズ  (リオン・コワルスキー)
    ウィリアム・サンダーソン (J・F・セバスチャン)
    ジョー・ターケル      (エルドン・タイレル)
    ジェームズ・ホン      (ハンニバル・チュウ)
    エドワード・J・オルモス  (ガフ)
    M・エメット・ウォルシュ  (ハリー・ブライアント)

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「ヘラクレス」(2014年)
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「スコーピオン・キング」「G.I.ジョー バック2リベンジ」「ワイルド・スピード EURO MISSION」の“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンを主演に迎え、ギリシャ神話最大の英雄ヘラクレスの物語を、迫力の3D映像とともに壮大なスケールで描くスペクタクル・アドベンチャー。共演はイアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、ジョセフ・ファインズ、ジョン・ハート。監督は「ラッシュアワー」シリーズのブレット・ラトナー。

全能の神ゼウスと人間との間に生まれた半神の英雄ヘラクレス。恐るべき魔物たちを相手に12の難業を成し遂げ、生ける伝説となった彼は、いまは予言者アムピアラオスや戦略家アウトリュコスら5人の傭兵仲間を率いて幾多の戦場を渡り歩く日々。そんなある日、トラキアの王女ユージニアから、父コテュス王に反旗を翻した凶悪なレーソス率いる反乱軍から国を守ってほしいと頼まれる。高額な報酬と引き換えにこれを引き受けたヘラクレスは、寄せ集めの兵士たちを鍛え上げ、レーソス軍の襲撃に備えるが…。

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この夏、結構観ている神話もの映画。“ソード&サンダル”っていうらしいのよね。アレクサンダーやアキレス、ペルセウス…。そして「ヘラクレス」ですよ! 全知全能の天空神ゼウスの息子、ギリシャ神話では半神半人の英雄とされています。それを演じるのがムキムキ・マッチョの元プロレスラー、ドウェイン・ジョンソンですから、まさに適役です♪ この映画では、実は彼は100%人間の傭兵で、語り継がれた神話の部分は全て作り話だということになっています。

それで、どちらかというと「七人の侍」や「荒野の七人」ばりに、トラキアの市民たちを鍛え上げて、立派な軍隊を組織するという展開。でも、肝心の雇い主が悪い奴でね。ここまで書くと、結構なB級映画かと思いきや、キャスティングは意外に豪華! イアン・マクシェーン、ルーファス・シーウェル、ジョセフ・ファインズ、ジョン・ハート。何故か?イギリスの演技派性格俳優がドウェイン・ヘラクレスの脇を固めています。そのアンバランスさも、この映画の魅力なのかな…(^_-)-☆

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「ヘラクレス」(2014年)
監督 ブレット・ラトナー
製作 ボー・フリン、バリー・レヴィン、ブレット・ラトナー
原作 スティーヴ・ムーア
脚本 ライアン・J・コンダル、エヴァン・スピリオトポロウス
撮影 ダンテ・スピノッティ
編集 マーク・ヘルフリッチ、ジュリア・ウォン
音楽 フェルナンド・ベラスケス
出演 ドウェイン・ジョンソン      (ヘラクレス)
    イアン・マクシェーン       (アムピアラオス)
    ルーファス・シーウェル     (アトリュスコス)
    レベッカ・ファーガソン      (ユージニア)
    アクセル・ヘニー         (テュデウス)
    イングリッド・ボルゾ・ベルダル(アタランテ)
    リース・リッチー          (イオラオス)
    トビアス・ザンテルマン     (レーソス)
    ジョセフ・ファインズ       (エウリュステウス王)
    ジョン・ハート           (コティス王)

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「エイリアン:コヴェナント」(2017年)
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リドリー・スコット監督による「プロメテウス」の続編にして、79年製作のSF映画の金字塔「エイリアン」へと繋がるSFホラー。地球を後にした宇宙船コヴェナント号のクルーたちを待ち受ける驚愕の運命とエイリアン誕生の秘密を描き出す。主演はキャサリン・ウォーターストンとマイケル・ファスベンダー、共演にビリー・クラダップ、ダニー・マクブライド、デミアン・ビチル。

人類初の大規模移住計画により、新たな植民地となる惑星オリガエ6を目指して2000人の入植者とともに地球を旅立った宇宙船コヴェナント号。船の管理は最新型アンドロイドのウォルターによって行われていた。ところが突然のアクシデントで、船長を含む数十人が命を落としてしまう。そしてその直後、コヴェナント号は謎の電波を受信する。急遽、船長代理となったオラムは、亡くなった船長の妻で科学者のダニエルズの反対を押し切り、進路を変更して電波の発信元である惑星へと向かう。ダニエルズ、オラム、ウォルターらが調査隊として探索をしたところ、本来の目的地よりも遥かに地球の環境に近いことが分かってくる。ところが、そんな調査隊を、思いも寄らぬ事態が襲う。窮地に陥った一行の前に、かつてプロメテウス号に搭乗していた旧型アンドロイド、デヴィッドが姿を現わすのだったが…。

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2012年の「プロメテウス」に続くエイリアン新シリーズの第2作。前作の最後でついに正体を現したエイリアン…でも、人類というか寄生先の生命体が無いため、ずっとある罠をしかけてカモをおびき出す作戦に出る。そこにまんまとおびき寄せられたのがコヴェナント号。しかもおあつらえ向きに入植者2000人が乗船していたのだ。エイリアンにとっては喉から手が出るほど欲しい寄生体で何としてでものれを手に入れる必要があった。それにしても、この新シリーズは哲学的ですね。今回のオープニングはアンドロイドの創造主ウェイランドと、その息子デヴィッドの対話から始まります。アンドロイドのデヴィッドはウェイランドが造った。では、ウェイランド(人類)は誰が造った!?

しかし、この世界観が素晴らしいです♪ 単なるホラー映画にとどまらず、人類の起源にまで踏み込むんだから奥が深いです。ただ、あの広大な人類移住計画を、宇宙船クルーの突然の思い付きですべてを台無しにするのは現実的じゃないな。あと7年の冷凍休眠で済むんだったら計画通りオリガエ6に行けば良かったのに…。「パッセンジャー」では移住先まで120年眠りにつかなきゃならなかったので、7年なら短いもんじゃない! しかも、クルーたちは自分が助かることばかりで、病原因のエイリアンを母船に乗せよう、乗せようとしているようにしか見えない。まあ、それがデヴィッドの狙いだったから、まさに術中にハマったということでしょう。ラスト、デヴィッドが胚を保存器に入れるところは背筋が凍りますよ(>_<)

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「エイリアン:コヴェナント」(2017年)
監督 リドリー・スコット
製作 リドリー・スコット、マーク・ハッファム、マイケル・シェイファー
原案 ジャック・パグレン、マイケル・グリーン
脚本 ジョン・ローガン、ダンテ・ハーパー
撮影 ダリウス・ウォルスキー
編集 ピエトロ・スカリア
音楽 ジェド・カーゼル
出演 マイケル・ファスベンダー   (デヴィッド/ウォルター)
    キャサリン・ウォーターストン (ジャネット・ダニエルズ)
    ビリー・クラダップ       (クリス・オラム)
    カーメイン・イジョゴ      (カリン・オラム)
    ダニー・マクブライド      (テネシー・ファリス)
    エイミー・サイメイッツ     (マギー・ファリス)
    デミアン・ビチル        (ロープ軍曹)
    ナサニエル・ディーン     (ハレット軍曹)
    ノオミ・ラパス          (エリザベス・ショウ)
    ガイ・ピアース          (ピーター・ウェイランド)

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