2019年でヤフブロが終了ということで、引っ越してまいりました。
「この森で、天使はバスを降りた」(1996年)


ある町に降り立った少女が巻き起こす出来事を温かい視点で描くハート
ウォーミング・ストーリー。主演のアリソン・エリオット、監督のデヴィッド・
ズロトフはほとんど無名ですが、共演のエレン・バースティンは 74年「ア
リスの恋」でオスカーを獲得した実力者。 同じくマーシャ・ゲイ・ハーデン
も2000年「ポロック 2人だけのアトリエ」で助演賞を獲得しています。

森の奥深くにある小さなバス停からパーシーという少女が降りてくる。彼
女は、ハナという無愛想な女が経営するレストラン“スピットファイア・グリ
ル”で働くことになる。町の人々はよそ者であるパーシーに奇異のまなざ
しを向けるが、パーシーの魅力に周囲の人々は惹かれてゆく。彼女には
誰にも言えない暗い過去があった・・・。

この映画は、まずタイトルに惹かれます。「この森で、天使はバスを降り
た」非常に魅力的なタイトルですが、観終わった後には、原題の「スピット
ファイア・グリル」の方がしっくりきますねぇ。過度に文学的に余韻のある
邦題よりも、パーシーが働く“ハナのお店の名前”がシンプルでそのもの
ズバリのタイトルと言えるのではないでしょうか。

さらにラストが悲しすぎる結末です。サラと息子イーライの和解、ギリア
ドの町の再生などが想像されるラストですが、そのためにパーシーが犠
牲になるのは、何か納得がいきません。パーシーが幸せになってこそ、
の物語のような気がしたのは私だけでしょうか?

「この森で、天使はバスを降りた」(1996年)
監督 リー・デヴィッド・ズロトフ
出演 アリソン・エリオット    (パーシー)
    エレン・バースティン   (サラ)
    マーシャ・ゲイ・ハーデン(シェルビー)
    ウィル・パットン      (ネイハム)
    ジョン・M・ジャクソン   (イーライ)
    キーラン・マロニー    (ジョー)
    ゲイラード・サーテイン  (保安官)

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カフクシュリンプ


 ハワイB級グルメ編、その最後を飾るのは、ワイキキを離れノースショア
の「カフクシュリンプ」です。カフクシュリンプは、10年くらい前、オアフ島の
北部カフクで養殖していたエビを調理し、 砂糖製造所の後の広場に留め
たトラックで、ランチとして観光客に売り始めたのが、その始まり。

 何台かあるシュリンプ・トラックの中でも、最も雑誌に取り上げられてい
るのが「ジョバンニズ」。たっぷりのガーリックに新鮮なエビを殻ごとカラッ
と揚げた香ばしさは、わざわざホノルルから食べに来る人が絶えないほ
どです。 観光客だけではなくローカルにも人気のメニューは3品で、1番
人気は写真奥の“ガーリック&バター”、2番人気が手前の“ホット&スパ
イシー”、そしてもうひとつ“レモン&バター”というのがあるんですが、断
然、ガーリック&バターがお勧め!

 場所は、オアフ島のノースショアだけに、車でしか行けないのが辛いと
ころですが、レンタカーを借りてでも行く価値はあります! 本場カフクだ
けでなく、サーフタウン・ハレイワにも「ジョバンニズ」のランチワゴンが出
ているので、ハレイワ観光のついでに寄ってみるのもいいですねぇ。シュ
リンプワゴンはこの「ジョバンニズ」の他にも「ロミーズ」、「マッキーズ」な
どのものがありますので、お腹に余裕があれば、食べ比べてみるのも面
白いですよ(^^)

パールドリンク


 ハワイに来ると、必ず寄ってしまうドリンクのお店がもう1軒。それは
アラモアナ・センター1階山側にある「クラック・シード・センター」です。
ここは“パールアイスティー”(モミティーともいう、タピオカのデカイ粒
が入った冷たい飲み物)のお店で、その種類も豊富。定番の紅茶・コ
ーヒー・モカだけでなく、タロイモ、ストロベリーなど全部で9種類の味
が楽しめます。

 特に、甘酸っぱいマンゴーやハニーデュー、トロピカルドリームなど
はここでしか味わいえない?味ではないでしょうか。でも“パールティ
ー”というくらいですから、一番のお勧めはミルクティーです。

 このドリンク片手に、アラモアナ・センターをウィンドゥ・ショッピングす
るというのが、ワイキキ初日の定番コースです。コレを飲みながら“オ
ールドネイビー”や“アバクロ”、“アメリカン・イーグル”などのブランド
ショップをまわれば、もうあなたも立派なハワイアンです(^^)

 日本でも最近はこのパールティーのお店はけっこうあるようで、私が
住んでいる福岡にも「クィクリー」(“快可立”と書く、台湾発祥のお店)
があり、パールティーはいつでも飲めるのですが、前回アップした“シ
ナボン”同様、ハワイに行くと何故か飲みたくなるんですねぇ、これが!

シナボン


 ジャンバジュースが1990年創業ならば、こちら“シナボン”は、1985年に
創業のスィーツのお店です。アメリカ・シアトルで起業し、現在はアメリカ、
カナダ、メキシコなど世界中で600店以上あるそうです。親会社は以前は
大手コーヒーチェーンの“シアトルズベストコーヒー”なども手掛ける外食
企業だったのですが、2004年に現在の会社に替わったのだそうです。

 “シナボン”とは、柔らかいパン生地にシナモン・シュガーを渦巻き状に
焼き上げた、いわゆる“シナモンロールパン”のことで、上にはクリームチ
ーズ・フロスティング(これが美味しさの秘密!)がたっぷり。焼きたては、
このクリームがトローッと溶けていて非常に美味しいです!

 日本にも1999年に進出しており、第1号店は東京吉祥寺にオープン!
直後、大ブームになり店舗も増えましたが、その後にブームは過ぎ去り、
今では、東京のお台場に1店舗しか残っていないんだそうです。ハワイ
では丁度いい甘さなんですが、日本人には甘すぎたか・・・^^;)。でも、ハ
ワイに着くと、何故か食べたくなるんですよねぇ。

 このシナボンで、お勧めのドリンクは “モカ・ラッテ(Mochalatte Chill)”
です。これは有名なギラーデリ・チョコレートを使った飲み物で、上にホ
イップクリームがトッピングしてあり、かなり甘いので、シナボンと一緒に
口にするのは注意!そういう時には、カロリーがシナボンの半分以下の
“ミニボン”にするのが、お勧めです(^^)

ジャンバジュース


 ハワイに来た!となったら、必ず飲んでしまうのが“ジャンバジュース”
です。ハワイオリジナルではありませんが、いかにもハワイらしいドリン
クで、ハワイには無くてはならないものです。

 “ジャンバジュース”の起源は意外と新しく、1990年にフィットネス大好
きのカーク・ペロンさんという人が、カリフォルニアにフルーツ・ジュース・
ショップをオープンさせたのがその始まりだそうです。その後、500以上
の店舗をアメリカ内にもつ、大型チェーン店として成長。そして、1995年
にようやく“ジャンバ・ジュース”という名前になったんだそうな。ちなみに
“ジャンバ”は、アフリカの言葉で「祝う」という意味らしいです。

 フィットネス好きの人が考えただけあって、一日必要な3~6種類のフ
ルーツに加えてプロテインやファイバーなどの栄養素を加えた、まさに
パーフェクトジュース(というよりスムージーといった方が正しい)です。
フルーツや野菜を目の前でミキサーにかけ、シャーベット状に加工した
ジュースは、素材の旨みがそのまま生きている優れもの。

 たいがいのショッピングセンターには、必ずあるジャンバジュース(「ス
タバ」の隣とかによくあります)ですが、私がいつもお気に入りでオーダ
ーするのが“Berry Lime Sublime”というもの。ベリーとライムの甘酸っ
ぱさが魅力でヤメラレません。これが旨いの何のって!日本に何で無
いのか不思議でなりません。

スパムむすび


 ちょっと小腹が空いた時など、プレートランチよりも、もっとお手軽、
簡単に食事をしたいときは、“スパムむすび”の出番です。

 スパムむすび(通称:スパむす)は、缶詰肉“スパム”のスライスを
焼いたものをごはんにのせ、海苔で巻いたもの。 1個1ドル~2ドル
で、ハワイのコンビニ(ABCストアetc)、スーパーなどで必ず売って
います。これが、美味い!

 この原材料のスパムは、アメリカの大手食品メーカー「ホーメル社」
が1937年に“スパイス・ハム”として売り出したもので、その後の愛称
コンテストで、めでたく“スパム”と、いう名前が付けられました。この
スパムは本場アメリカでは“貧乏人のお肉”という可哀想な前置きが
されるようですが、ハワイでは堂々と食べることができます。

 そして、このスパムむすびには、進化形がぞくぞくと出来ているよ
うで、私が確認したものだけでも、玉子焼きを挟んだもの、ふりかけ
をかけたもの、スパムの替わりにウィンナーをのせたもの、照り焼き
チキンをのせたものなどなど・・・。果ては、太巻き状にしたものまで
あるんですよ!スパム侮り難しです(^^)

プレートランチ


 ハワイのランチで定番といえばハンバーガーでしょうか? いえいえ、
それは“プレートランチ”です。ハワイの文化はご承知のように、多種
多様で、アラモアナセンター内のフードコート、マカイ・マーケットに行
ってみればわかるように、サンドイッチ、ハンバーガー、中華料理、韓
国焼肉、和食(寿司・そば・うどん)、タイ料理、ピザ、パスタなどなど、
世界各国料理のオンパレードです。

 しかも、ほとんどのお店で“プレート”と呼ばれる発泡スチロールの入
れ物に入っているんですが、これがハンパなくでかい!のです。 この
プレートにメインのおかず(それも店によっては2~3品のところもあり)
+ご飯+つけ合わせまで大盛りで、値段はリーズナブルときたら、もう
食べずにはいられません。

 この“プレートランチ”で是非お勧めなのが、ワード・センター内にある
「カカアコ・キッチン」です。ここはグルメ店として知られているカイムキ
の「3660オン・ザ・ライズ」が提供するテイクアウトレストランなので、料
理が一工夫されています。特製醤油で煮込んだチキンやトロトロ牛肉
のビーフシチューなどは、テイクアウトとは思えない程絶品です。

 どうです?一度食べてみたくなりましたか?

ローカルフード


 さ~て、前回から予告していましたとおり、“Alohaツーリスト” 第2
弾:ハワイB級グルメ編のスタートです。まず、第1話は“ハワイアン
ローカルフード”から!

 ハワイのローカルフードは、“ポイ(タロイモのマッシュポテトみたい
なもので、ハワイアンの主食)”、“ラウラウ(タロの葉で巻いた豚肉
を蒸し焼きにしたもの)”、“ロミロミサーモン(鮭のぶつ切りを手で揉
み揉みしたもの)”、“マラサダ(穴の開いてない揚げドーナツ)”、な
どが挙げられますが、何といっても日本人にピッタリなのは、“ポケ”
(ポキとも言うが、pokeと書くので、ここではポケで統一させていた
だきます)ではないでしょうか?

 ポケとはぶつ切りにした魚(基本はマグロ)を、海藻、塩(できれば、
ハワイアンソルト)、醤油で和えたもの。素材の魚によって、“アヒ・ポ
ケ(マグロ)”、“アク・ポケ(カツオ)”、“タコ・ポケ(たこ)”、などなど。
味付けも、醤油の他にもチリソース、キムチ和えなどもあります。ま
さに和風、韓国風、チリ(メキシコ?)風など、ハワイのミックス・カル
チャーを象徴するような食べ物ですねぇ。

 このポケとビールが、まさに南国ハワイにベストマッチで、さらに写
真のように、玉葱などの野菜や胡麻を加えてもOK!皆さんも、ご自
分の“マイ・ポケ”を見つけてくださいませ。

「PROMISE<無極>」(2005年)



中国映画界の巨匠チェン・カイコー監督が真田広之、チャン・ドンゴン、セ
シリア・チャンという 日本、韓国、香港のトップスターを主演に迎えて贈る
壮大なエンターテインメント歴史ファンタジー。悲愴な運命に翻弄される3
人の男女の姿を空前のスケールで描いています。

戦乱の世で親を亡くし、行き倒れ寸前だった少女・傾城は女神から真実
の愛と引き換えに、すべての男からの寵愛と何不自由ない暮らしを約束
され、やがて王妃の座についた。 その頃、王を支える無敵の大将軍・光
明はこの世のものとは思えぬ脚力を持つ奴隷の男・昆崙に目を留め、自
らの従者とする。やがて2人は、無歓の反乱に遭い危機に陥った王を救
出するため城へと向かうのだが・・・。

「さらば、わが愛/覇王別姫」で名を馳せたチェン・カイコー監督の下、ア
ジアを代表するキャストとスタッフが集結したエンターテイメント超大作で
すが、「HERO」「LOVERS」のチャン・イーモウ監督と比べると、何かが
足りない印象です。真田広之、チャン・ドンゴンも頑張ってるんですが…。

しかし、敵役の公爵と、その刺客に扮したニコラス・ツェーとリィウ・イエの
存在感が光っています。光明の二番手に甘んじてきた恨みを懐き続ける
公爵を華麗に魅せるニコラス・ツェーは、ある意味ヒロインよりも色っぽい
し、生き延びるために、誇りを捨てた刺客を演じるリィウ・イエが放つ負の
オーラも全開です。この作品の真の魅力は、その“スペクタクル”でも“運
命に翻弄される男女の三角関係”でもなく、影の部分を担うふたりの男の
“心の葛藤”なのではないでしょうか。

「PROMISE<無極>」(2005年)
監督 チェン・カイコー
脚本 チェン・カイコー
出演 真田広之     (光明)
    チャン・ドンゴン (昆崙)
    セシリア・チャン (傾城)
    ニコラス・ツェー (無歓)
    リィウ・イエ    (鬼狼)
    チェン・ホン    (女神)

「明日の記憶」(2005年)


働き盛りのサラリーマンに襲い掛かる“若年性アルツハイマー”の恐怖
を描いた荻原浩の同名ベストセラーを「ラスト サムライ」の渡辺謙主演
で映画化した感動ドラマ。共演は樋口可南子。監督は「トリック 劇場版」
の堤幸彦。

広告会社に勤める49歳の佐伯雅行は公私ともに忙しい日々を送ってい
た。ところが最近になって物忘れが激しくなり、不安になって病院を訪れ
た彼は、そこで“若年性アルツハイマー”という診断を受ける。やり場の
ない怒りと不安に苛まれる夫に対して、妻の枝実子は静かに受け止め、
2人で一緒に病と闘い続けようと覚悟を決める。

「渡辺謙が原作を読んでぜひ映画化したい!と映画会社に持ち込んだ」
というこの作品。“白血病”という大病を克服して栄光を掴んだ彼だから
こその、力の入った名演技で、みごと日本アカデミー賞主演賞に輝きま
した。そして、妻役の樋口可南子の演技も彼に勝るとも劣りませんでし
た。また、堤幸彦監督も“トリッキー”な演出ではなく、手堅くまとめてい
て好感が持てます。

脇役陣も、ほとんどのキャストが知っている有名俳優で固められており、
香川照之(得意先の課長)の最後の電話での「お大事に!」や、大滝秀
治(陶芸の先生)の「生きてりゃいいんだ!」など、余韻や含蓄のある台
詞が心に沁み入る作品です。

「明日の記憶」(2005年)
監督 堤 幸彦
原作 荻原 浩 『明日の記憶』 (光文社)
出演 渡辺 謙   (佐伯雅行)
    樋口可南子 (佐伯枝実子)
    坂口憲二  (伊東直也)
    吹石一恵  (佐伯梨恵)
    水川あさみ (生野啓子)
    木梨憲武  (木崎茂之)
    及川光博  (吉田武宏)
    渡辺えり子 (浜野喜美子)
    香川照之  (河村篤志)
    大滝秀治  (菅原卯三郎)