2019年でヤフブロが終了ということで、引っ越してまいりました。
「ダンシング・ハバナ」(2004年)

官能的なダンスを通じて、少女と青年が情熱的な恋に落ちる87年
のヒット作 「ダーティ・ダンシング」を下敷きにした青春ラブ・ストー
リー。 舞台を革命前夜のキューバに置き換え 新たなスタッフ・キ
ャストでアメリカ人少女とキューバ人青年のロマンスを描く。主演
は「天国の口、終りの楽園。」のディエゴ・ルナとイギリスの新星ロ
モーラ・ガライ。 監督は「ベビーシッター」「17セブンティーン」のガ
イ・ファーランド。

1958年、18歳の真面目な女子高生ケイティは父親の転勤により、
家族でキューバのハバナにやって来た。ある日、彼女はキューバ
音楽に合わせてリズミカルに踊る町の人々に目を奪われる。その
中には、ケイティの住まいである高級ホテルでウェイターとして働
くハビエルの姿もあった。彼の夢がアメリカへ移住することだと知
ったケイティは、 その夢を叶えるため一緒に賞金付きのダンス大
会へ出場しようと提案する。

「天国の口、終りの楽園。」で ガエル・ガルシア・ベルナルの相方
を演じたディエゴ・ルナの主演作。ディエゴ君は、この他にも「ター
ミナル」での内気な青年役や、「クリミナル」の青年詐欺師役も印
象的でした。今後の期待株です。女性ファンが増えそうだなぁ~!

お相手役のロモーラ・ガライは新進気鋭で、只今売り出し中です。
ウディ・アレンの「タロットカード殺人事件」や、「つぐない」にも出て
いるんですね。それにフランソワ・オゾンの最新作「エンジェル」で
は、ついに主役に抜擢されています!

87年のオリジナル「ダーティ・ダンシング」で主役だったパトリック・
スウェイジもダンス教師役でカメオ出演していますが、年は取った
がダンスのキレは健在です(^^) 常夏のキューバとラテン・ダンス
の相性はバッチリでしたが、 革命の話はストーリー上はいらなか
ったかも?

「ダンシング・ハバナ」(2004年)
監督 ガイ・ファーランド
原案 ジョアン・ジャンセン
脚本 ボアズ・イェーキン
音楽 ヘイター・ペレイラ
出演 ディエゴ・ルナ     (ハビエル・スワレス)
    ロモーラ・ガライ    (ケイティ・ミラー)
    セーラ・ウォード    (ジェニー・ミラー)
    ミカ・ブーレム     (スージー・ミラー)
    ジョン・スラッテリー  (バート・ミラー)
    ジョナサン・ジャクソン(ジェームズ・フェルプス)
    パトリック・スウェイジ (ダンスインストラクター)

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「善き人のためのソナタ」(2006年)

旧東ドイツで反体制派への監視を大規模に行っていた秘密警察
“シュタージ”。東西ドイツ統一後も芸術家の監視を命じられた主
人公(シュタージ側)が、監視対象の考え方や生き方に影響を受
け、新たな人生に目覚める姿を描く感動のヒューマン・ドラマ。主
演は自身も監視された過去を持つ東ドイツ出身のウルリッヒ・ミュ
ーエ。監督は新鋭フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。

1984年、壁崩壊前の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局
員ヴィースラー大尉は、反体制的疑いのある劇作家ドライマンと
その同棲相手の舞台女優クリスタを監視するよう命じられる。さ
っそく ドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィース
ラーは徹底した監視を開始するが、音楽や文学を語り合い、深く
愛し合う彼らの世界に知らず知らずのうちに共鳴していくのだっ
た…。

ナチス・ドイツの“ゲシュタポ”や、ソ連時代の“KGB”などは、秘
密警察として有名ですが、東西ドイツ統一後にも“シュタージ”と
いうものが存在していたとは、知りませんでした。この時代になっ
てまでも言論や政治信条、芸術にまで弾圧を加えられていたの
は意外でした。

この作品は2006年度アカデミー外国語映画賞に輝いています。
思えば、この年の映画は名作揃いでしたね!「バベル」「硫黄島
からの手紙」「ドリームガールズ」「ラストキング・オブ・スコットラ
ンド」「クイーン」…。

この映画を観た人はお分かりでしょうが、つくづく「映画はラスト
シーンが大事なんだなぁ~!」と思う作品でした。 それ程素敵
なラストシーンでしたね♪思わず拍手を送りたくなりました。主
演のウルリッヒ・ミューエは2007年7月22日、胃ガンのためこの
世を去ったのだそうです。ご冥福をお祈りします。

「この本を<HGWXX/7>に捧げる…」

「善き人のためのソナタ」(2006年)
監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
脚本 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
製作 クイリン・ベルク、マックス・ヴィーデマン
音楽 ガブリエル・ヤレド
出演 ウルリッヒ・ミューエ     (ヴィスラー大尉)
    マルティナ・ゲデック    (クリスタ=マリア・ジーラント)
    セバスチャン・コッホ    (ゲオルク・ドライマン)
    ウルリッヒ・トゥクール    (ゲルビッツ中佐)
    トーマス・ティーマ      (ヘムプフ大臣)
    ハンス=ウーヴェ・バウアー(パウル・ハウザー)
    フォルクマー・クライネルト (アルバート・イェルスカ)
    マティアス・ブレナー    (カール・ヴァルナー)

「バベル」(2006年)

「アモーレス・ペロス」「21グラム」 の俊英アレハンドロ・ゴンサレ
ス・イニャリトゥ監督が、旧約聖書の“バベルの塔”をモチーフに
描き出す衝撃のヒューマン・ドラマ。モロッコ、アメリカ、メキシコ、
日本、それぞれの場所で孤独な魂どうしが織りなす愛と哀しみ、
再生への希望の物語が同時並行で鮮やかに綴られていく。 菊
地凛子が各国の映画賞レースを賑わたのも大きな話題に。

モロッコ。 山羊飼いの兄弟は、ジャッカルを追い払うために父か
ら与えたライフルで観光バスを悪戯で銃撃してしまう。その銃弾
は、運悪くそのバスに乗り合わせていたアメリカ人夫婦の妻スー
ザンの肩を直撃する。夫リチャードは血まみれの妻を抱え、医者
のいる村へと急ぐ…。

アメリカ。リチャード・スーザン夫妻の幼い子供マイクとデビーの
面倒をみているメキシコ人乳母のアメリアは息子の結婚式に出
るため帰郷する予定だったが、夫妻が戻らず途方に暮れる。や
がて彼女は仕方なく、マイクとデビーも一緒に連れてメキシコへ
と向かうのだったが…。

日本。妻が自殺して以来、父娘関係が冷えきっている会社員ヤ
スジローと女子高生の娘チエコ。 聾唖であるチエコは満たされ
ない日々に孤独と絶望を募らせていた。 そんな時にモロッコの
事件で使用されたライフルの所有者として、ヤスジローの名前
が浮かび上がる…。

バベルとは? 『旧約聖書』の「創世記第11章」にある町の名前。
その町の人々は自分たちの力を誇示するために天まで届く“バ
ベルの塔” を建てようとしたが、神はそれを快く思わず、人々に
別々の言葉を話させるようにした。その結果人々の心はバラバ
ラになり、全世界に散らばっていったという。

モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本と当然、人種、言語、宗教な
どが違います。特に日本のエピソードでは“聾唖”という耳の聞
こえない世界が介在しますので、それぞれの登場人物は解か
り合えず、孤独感に苛まれます。 イニャリトゥ監督の力作では
ありましたが、同じタイプの映画「トラフィック」「クラッシュ」など
に比べると、今ひとつ 言いたいことが解かり難かった気がしま
す。時間も長かったしね~^^;

「バベル」(2006年)
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
製作 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本 ギジェルモ・アリアガ
出演 ブラッド・ピット         (リチャード)
    ケイト・ブランシェット     (スーザン)
    ガエル・ガルシア・ベルナル(サンチャゴ)
    アドリアナ・バラーザ     (アメリア)
    エル・ファニング        (デビー)
    ネイサン・ギャンブル     (マイク)
    菊地凛子            (チエコ)
    二階堂智            (ケンジ)
    役所広司            (ヤスジロー)

「ホテル・ルワンダ」(2004年)

1994年にアフリカ・ルワンダで起こった大量虐殺事件の中、1200
人の人々をホテルに匿い、その命を守り抜いた一人のホテルマ
ンの奇跡の逸話を映画化。主演は「クラッシュ」「オーシャンズ11」
のドン・チードル。監督は「父の祈りを」の脚本で知られるテリー・
ジョージ。

1994年ルワンダの首都キガリ。多数派のフツ族と少数派のツチ
族の内戦はようやく和平交渉がまとまるかに見えたが、フツ族大
統領が何者かに暗殺される。これを機にフツ族のツチ族のに対
する大虐殺が起こり、ベルギー資本の高級ホテル“ミル・コリン”
で働く支配人ポールはツチ族の人々を自身のホテルへ匿う…。

ルワンダ紛争とは?中央アフリカのルワンダにおいて、1990年~
1994年にフツ系の政府軍とツチ系のルワンダ愛国戦線との間で
行われた武力衝突を指す。またそれが引き金となって、フツによ
るツチの大量虐殺が始まり、一説には約100日間で国民の10人
に1人、少なくとも80~100万人の虐殺が行われたとされている。

フツとツチは元々は同じ民族で、 その違いは農耕生活をしてい
たか遊牧生活していたかだけだそうです。劇中でも、カメラマン
のホアキンが「どこが違うの?」と現地の人に問い、顔の特徴の
違いを答えられても「ちっとも解からない。」と言う場面がありま
した。ベルギー政府が肩入れしたツチと、弾圧したフツ。その違
いだけなのです。 しかしその結果、ジェノサイド(大量虐殺)まで
起こったわけですから、欧米諸国の罪は重いですねぇ!

この映画の中でも、ジャン・レノ扮するホテル・オーナーやホア
キン扮する報道カメラマン、ニック・ノルティの国連軍大佐など
がツチ族保護に手を差し伸べようとはするわけですが、大国の
論理が働いて、彼らを救出するところまでは至りません。国連
特にアメリカは同じアフリカのソマリア内戦に手を焼いていて、
対応が遅れたという側面もあるようです。

主演のドン・チードルはホテルマンとしての格調の高さと、アフ
リカ人としての悲壮感がよく出ていたと思います。 これがもし
デンゼル・ワシントンやウィル・スミスがこの役を演じていたら、
このように真実味のある映画にはなっていなかったでしょう。


「ホテル・ルワンダ」(2004年)
監督 テリー・ジョージ
脚本 テリー・ジョージ、ケア・ピアソン
製作 テリー・ジョージ、A・キットマン・ホー
出演 ドン・チードル      (ポール・ルセサバギナ)
    ソフィー・オコネドー  (タチアナ・ルセサバギナ)
    ホアキン・フェニックス(ジャック・ダグリッシュ)
    ニック・ノルティ     (オリバー大佐)
    カーラ・セイモア    (パット・アーチャー)
    デズモンド・デュベ   (デュベ)
    ファナ・モコエナ    (ビジムング将軍)
    ジャン・レノ        (テレンス社長)

「嫌われ松子の一生」(2006年)

「下妻物語」「パコと魔法の絵本」の中島哲也監督が山田宗樹の
同名小説を 中谷美紀主演で映画化した奇想天外な女の一生物
語。不器用ゆえに転落の一途を辿る壮絶な人生の中にあっても
一途なヒロインの姿を、CGを駆使した多彩な映像表現とミュージ
カル風味の味付けでポップに描き出す。

昭和22年、福岡県大野島に生まれた川尻松子。 お姫さまのよう
な人生を夢みる明るい少女時代を過ごし、やがて中学校の教師
となる。しかし、ある事件が原因でクビになると、その後はますま
す不幸になってゆく松子。いつしかソープ嬢に身を落とし果ては
同棲中のヒモを殺害して刑務所に服役してしまう…。

まあ、思い起こせば2ヶ月前!2代続けてのプッツン首相の突然
の辞任表明会見で、TBSのテレビ放映が突然の中止になって、
いったいいつになったらTVでやるのか?とチェックしていました
が、ようやくBS-i で観ることができました♪期待に違わぬ力作
(珍作)でしたね~^^

日本アカデミー賞など、数々の主演女優賞を受賞した中谷美紀
の熱演と、中島哲也監督の名演出で、これは観るべき作品でし
た、やっぱりね!往年のハリウッド映画を彷彿させるタイトル・バ
ックや、ミュージカル仕立ての突然の歌や踊り。 ドギツイまでに
過度に極彩色なビジュアルなど突拍子もない映画作りは、賛否
両論あるでしょうが、私は楽しめました♪

「嫌われ松子の一生」(2006年)
監督 中島哲也
脚本 中島哲也
原作 山田宗樹 『嫌われ松子の一生』 (幻冬舎文庫)
出演 中谷美紀  (川尻松子)
    瑛太     (川尻笙)
    香川照之  (川尻紀夫)
    市川実日子(川尻久美)
    柄本 明  (川尻恒浩)
    伊勢谷友介(龍洋一)
    黒沢あすか (沢村めぐみ)
    谷原章介  (佐伯俊二)
    劇団ひとり (岡野建夫)
    宮藤官九郎(八女川徹也)
    柴咲コウ  (明日香)

「パリ、ジュテーム」(2006年)

2006年5月18日に第59回カンヌ映画祭「ある視点部門」オープニ
ング作品として上映された世界中の18人の監督による「愛」をテ
ーマにした短編オムニバス映画。 パリ20区のうち18の区を舞台
に、1区につき約5分間の短編に映画化。 この企画に世界中の
名だたる映画監督たちが集結、 日本からも「M/OTHER」の諏
訪敦彦監督が参加している。

パリの街を魅力的に描いた「アメリ」のプロデューサー、クローデ
ィー・オサールの呼びかけで、コーエン兄弟、ガス・ヴァンサント、
アルフォンソ・キュアロン、ウォルター・サレス、ウォン・カーウァイ、
クリストファー・ドイル…などの監督が、こちらも豪華!ナタリー・
ポートマン、イライジャ・ウッド、ウィレム・デフォー、ジュリエット・
ビノシュ、ニック・ノルティなどの俳優・女優を起用している。

以前にアップした「それぞれのシネマ」は3分でしたが、こちらは
5分。 2分間延長されている分話も分かりやすいし、何よりパリ
の街と人々がとても素敵に描かれていて、観ていて幸せな気持
ちになるのがいいです^^

その中でも印象的なのは、1区(チュイルリー):アメリカ人観光
客(スティーヴ・ブシェミ)が向かいのホームのイチャイチャ・カッ
プルに難癖をつけられて…。 日本で作ると、この役は温水洋一
か?

その他にも、9区(ピガール):倦怠期カップルのボブ・ホプキン
スとファニー・アルダンの2人は芝居の上でもコンビで…。10区
(フォブール・サン・ドニ):盲目の学生トマは、恋人の女優の卵
フランシーヌ(ナタリー・ポートマン)から突然、電話で別れを告
げられ…。など、まさに珠玉の短編集です。パリに行きたくなっ
ちゃいますねぇ♪

「パリ、ジュテーム」(2006年)
監督 ブリュノ・ポタリデス(モンマルトル)
    グリンダ・チャーダ(セーヌ河岸)
    ガス・ヴァン・サント(マレ地区)
    ジョエル&イーサン・コーエン(チュイルリー)
    ウォルター・サレス(16区から遠く離れて)
    クリストファー・ドイル(ショワジー門)
    イザベル・コイシェ(バスティーユ)
    諏訪敦彦(ヴィクトワール広場)
    シルヴァン・ショメ(エッフェル塔)
    アルフォンソ・キュアロン(モンソー公園)
    オリヴィエ・アサヤス(デ・ザンファン・ルージュ地区)
    オリヴァー・シュミッツ(お祭り広場)
    リチャード・ラグラヴァネーズ(ピガール)
    ヴィンチェンゾ・ナタリ(マドレーヌ界隈)
    ウェス・クレイヴン(ペール・ラシェーズ墓地)
    トム・ティクヴァ(フォブール・サン・ドニ)
    フレデリック・オービュルタン(カルチェラタン)
    アレクサンダー・ペイン(14区)
出演 フロレンス・ミュレール(モンマルトル)
    レイク・ベクティ(セーヌ河岸)
    ギャスパー・ウリエル(マレ地区)
    スティーヴ・ブシェミ(チュイルリー)
    カタリーナ・サンディノ・モレノ(16区から遠く離れて)
    バーベット・シュローダー(ショワジー門)
    ミランダ・リチャードソン(バスティーユ)
    ジュリエット・ビノシュ(ヴィクトワール広場)
    ヨランド・モロー(エッフェル塔)
    ニック・ノルティ(モンソー公園)
    マギー・ギレンホール(デ・ザンファン・ルージュ地区)
    セイドゥ・ボロ(お祭り広場)
    ファニー・アルダン(ピガール)
    イライジャ・ウッド(マドレーヌ界隈)
    エミリー・モーティマー(ペール・ラシェーズ墓地)
    ナタリー・ポートマン(フォブール・サン・ドニ)
    ジーナ・ローランズ(カルチェラタン)
    マーゴ・マーティンデイル(14区)

「あるいは裏切りという名の犬」(2004年)

実際に元警察官だった経歴を持つオリヴィエ・マルシャル監督が
共同脚本として本作に関わった 元刑事ドミニク・ロワゾーが経験
したエピソードを中心に、実在の事件や人物をヒントに描き出した
警察組織内部の闇を巡るノワール・ムービー。主演はフランスを
代表する名優ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデュー。

パリ警視庁の2人の警視、BRI(探索出動班)所属の正義感あふ
れるレオ・ヴリンクスと、BRB(強盗鎮圧班)所属で権力志向の強
いドニ・クラン。 かつて親友だった2人は現在では次期長官候補
として激しく対立するライバル関係にあった。ある日、BRIが連続
現金輸送強奪犯のアジトを突き止めるが、出世を焦るドニの暴挙
により作戦は失敗、レオの同僚が死に主犯をも捕り逃がしてしま
う…。

アメリカ映画でもロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの渋ーい共
演などありますが、このダニエルとジェラールの共演は渋いです
ねぇ! フランスでは2人とも名優中の名優なんでしょうからね♪
ハリウッドでのリメイクも既に決まっているとか? ディカプリオと
かは勘弁してくれ~!と思ったら デ・ニーロ&クルー二ーらしい
ので一安心^^;

上記ストーリー説明では、“正義感あふれる” となっていますが、
どちらかというと、レオは “泥臭い捜査” が得意で現場の刑事か
ら支持が厚いという感じ。対するクランは “一匹狼” で情報屋を
操るタイプか? 重厚な俳優の対決と、実話も取り入れたたズシ
リと重い脚本が、魅力的なフィルム・ノワールとなっていました。

「あるいは裏切りという名の犬」(2004年)
監督 オリヴィエ・マルシャル
脚本 オリヴィエ・マルシャル
    ドミニク・ロワゾー 他
出演 ダニエル・オートゥイユ  (レオ・ヴリンクス)
    ジェラール・ドパルデュー(ドニ・クラン)
    アンドレ・デュソリエ    (ロベール・マンシーニ)
    ヴァレリア・ゴリノ     (カミーユ・ヴリンクス)
    ロシュディ・ゼム      (ユゴー・シリアン)
    ダニエル・デュヴァル   (エディ・ヴァランス)
    ミレーヌ・ドモンジョ    (マヌー・ベルリネール)

「僕はラジオ」(2003年)

アメリカのスポーツ・イラストレイテッド誌に掲載された実話を映画
化した感動ドラマ。知的障害者の黒人青年と、高校アメフト部コー
チが出会い友情を深めていくさまをハートウォーミングに綴る。主
演は「ザ・エージェント」のキューバ・グッディング・Jr.と、「ポロック
2人だけのアトリエ」のエド・ハリス。

1976年、アメリカのサウスカロライナ州アンダーソン。ハナ高校ア
メフトチームはジョーンズ・コーチの指導のもと、猛練習に励んで
いた。そんな中、たびたび練習場の周囲をうろついている黒人青
年が彼らの練習に合流することになる。知的障害がある彼は、ラ
ジオを手放さないことから“ラジオ”というニックネームをもらい…。

無論、障害のある役を演じたキューバ・グッティング・Jr.も素晴ら
しい演技でしたが、エド・ハリスの熱演が光りましたね!自分の少
年期の体験(ある種のトラウマ)から、 知的障害を持つ “ラジオ”
を学内にも家庭内にも受け入れるのですが、 初めはやはりその
体験を知らない家族や生徒、先生たちも戸惑い、 さらに拒絶する
者も出ます。しかし、徐々にその熱意が町中に広がります^^

劇中では憎らしい敵役の親子もアメリカでは無理からぬことでし
ょう。 日本以上に、スポーツで注目され、夢を手に入れられる国
なのですから。 しかしこれが実話とは、まだまだ感動的な話や、
印象的な映画がいっぱいあるんですねぇ~!

ジョーンズの印象的な台詞「彼に教えているんじゃない、私たち
が彼から教えられているんだ。」本当にいい映画でした♪

「僕はラジオ」(2003年)
監督 マイク・トーリン
脚本 マイク・リッチ
音楽 ジェームズ・ホーナー
出演 キューバ・グッディング・Jr.(“ラジオ” ジェームズ・ロバート・ケネディ)
    エド・ハリス          (ハロルド・ジョーンズ)
    デブラ・ウィンガー      (リンダ・ジョーンズ)
    アルフレ・ウッダード    (ダニエルズ校長)
    S・イパサ・マーカスン   (マギー・ケネディ)
    サラ・ドリュー         (メアリー・ジョーンズ)
    ライリー・スミス       (ジョニー・クレイ)
    クリス・マルケイ       (フランク・クレイ))

「デイ・アフター/首都水没」(2007年)

嵐によって発生した高潮と大潮が重なり、史上最大の洪水がロン
ドンの街を襲う、劇場未公開のデォザスター・パニック映画。主役
の元夫婦を「28週後...」のロバート・カーライルとカナダ出身のTV
女優ジェサリン・ギルシグが演じている。

アメリカに大きな被害をもたらした嵐が、高潮を発生させながらロ
ンドンに接近。ロンドン市街を洪水から守るテムズ川のせき“テム
ズバリア”の責任者、サムはその日の午後7時ごろに訪れる最大
の満潮に備え、ゲートの封鎖準備を開始する。 その時、有能な海
洋技師で海洋センターを営む元夫のロブと顔を合わせるが…。

劇場未公開のパニック映画ですが、なかなか緊張感があって面
白いストーリーなのに、 主役のロバート・カーライルに華が無い
のが残念です。 妻役のジェサリン・ギルシグは初見ですが意外
に魅力的。 親父役のトム・コートネイ、副首相役のデヴィッド・ス
ーシェは、それなりにハマリ役だったんですがねぇ~^^;

それと、一つ気になったのは、息子が3度も(親父を見殺しとは言
わないまでも)結果的に“自分と妻”の生存を選択したように読み
取れるのはマイナスでした。今年の夏は、日本でも“ゲリラ豪雨”
などがあり、被害にあわれた方もたくさんいました。ネタ的にはタ
イムリーだっただけに、なお更惜しい感じがしました。

「デイ・アフター/首都水没」(2007年)
監督 トニー・ミッチェル
脚本 ジャスティン・ボドル、マシュー・コープ
原案 リチャード・ドイル 『ロンドン大洪水』 (サンリオ)
出演 ロバート・カーライル  (ロブ・モリソン)
    ジェサリン・ギルシグ  (サマンサ・モリソン)
    トム・コートネイ     (レナード・モリソン)
    ジョアンヌ・ウォーリー (パトリシア・ナッシュ)
    デヴィッド・スーシェ  (キャベル副首相)
    ナイジェル・プランナー(ホプキンス気象局長)
    ボビー・ミラー      (フラー環境局長)

「ポセイドン」(2006年)

72年に製作されたパニック映画の金字塔「ポセイドン・アドベンチ
ャー」を、「トロイ」「パーフェクト・ストーム」のウォルフガング・ペー
ターゼン監督が最新の映像技術を駆使してリメイクしたスペクタ
クル超大作。主演は「バックドラフト」のカート・ラッセルと「ステル
ス」のジョシュ・ルーカス。

大晦日の夜。北大西洋を航行中の豪華客船“ポセイドン号”。ニ
ューイヤーイブの祝宴が華やかに催されていたその瞬間、巨大
な波がポセイドン号を襲い、船は転覆してしまう。4000人の乗客
の多くが一瞬にして命を失う。 わずかに残る生存者たちの中で、
前NY市長のロバートや、プロのギャンブラー・ディランらが決死
の脱出を試みる…。

オリジナルの「ポセイドン・アドベンチャー」は未見ですが、前作
では主人公が牧師だったようですが、この作品では元ニューヨ
ーク市長になっていますね。カート・ラッセルが熱演しています
が、上の写真のように市長と言うより、どう見ても消防士(「バッ
クドラフト」かよ!)にしか見えません^^;

特撮の技術が進歩し、製作費もそれなりに掛けているのでしょ
うが、物語の深みが感じられないのは残念でした。若手注目株
のジョシュ・ルーカス、「オペラ座の怪人」のエイミー・ロッサム、
なんと“ゲイ”の建築家の役でリチャード・ドレイファスまで出演
しています。 豪華なキャスト、最新のCG映像、でも何かが足り
ないんだよなぁ~!

「ポセイドン」(2006年)
監督 ウォルフガング・ペーターゼン
脚本 マーク・プロトセヴィッチ
原作 ポール・ギャリコ 『ポセイドン・アドベンチャー』 (ハヤカワ文庫)
出演 カート・ラッセル     (ロバート・ラムジー)
    ジョシュ・ルーカス   (ディラン・ジョーンズ)
    リチャード・ドレイファス(リチャード・ネルソン)
    エイミー・ロッサム   (ジェニファー・ラムジー)
    マイク・フォーゲル   (クリスチャン)
    ジャシンダ・バレット  (マギー・ジェームズ)
    ジミー・ベネット     (コナー・ジェームズ)