2019年でヤフブロが終了ということで、引っ越してまいりました。
「ゾンビーノ」(2006年)

ほのぼのファミリー映画とバイオレンスなゾンビ・ホラーを組み合
わせた斬新な設定と痛烈な風刺が評判を呼んだ異色のブラック
コメディ。平和な郊外住宅地を舞台に、特殊な首輪でペット化した
ゾンビと孤独な少年が巻き起こす大事件の顛末を、 現代社会へ
の皮肉を盛り込みつつハートフルかつ過激に描いていく。監督は
カナダの新鋭アンドリュー・カリー。

かつて“ゾンビ戦争”と呼ばれたゾンビと人間の戦いは、ゾムコン
社が開発した特殊な首輪によって終結。その首輪をはめたゾンビ
はおとなしく従順になり、 家事も出来るペットとして一般家庭でご
く普通に飼われるようになっていた。友だちのいないティミー少年
の家でも、完璧主義の母ヘレンが世間体を気にしてゾンビを飼う
ことに。 そのゾンビをファイドと名付け、心を通わせていくティミー
とファイドだったが…。

なっ何なんだ、この映画は!!!ゾンビ映画といえば、恐ろしい
死にぞこないのゾンビが人間を襲うと、 相場が決まってますが、
なんとゾンビが人間のペット(事実上はメイドや下働き)で、掃除
洗濯や、新聞配達、犬の散歩などをやらされているとは…。しか
も、それだけではなく、主人公ティミーの親友になったり、母ヘレ
ンのダンスのお相手まで…^^;

最後には、ロビンソン一家と、お隣ボトムズ一家の父親がいなく
なり、ゾンビが父親代わりになってしまいます。 特に、ファイドを
見つめるキャリー=アン姐さんの表情の色っぽいこと! バカバ
カしくもあり、くだらない内容なんだけど、ほのぼのと平和的な作
風が、後を引くオモシロ作品でした^^


「ゾンビーノ」(2006年)
監督 アンドリュー・カリー
脚本 アンドリュー・カリー
原案 デニス・ヒートン
出演 キャリー=アン・モス   (ヘレン・ロビンソン)
    ビリー・コノリー       (ファイド)
    ディラン・ベイカー     (ビル・ロビンソン)
    クサン・レイ         (ティミー・ロビンソン)
    ヘンリー・ツェーニー    (ミスター・ボトムズ)
    アレクシア・ファスト    (シンディ・ボトムズ)
    ティム・ブレイク・ネルソン (ミスター・テオポリス)    
    ソニヤ・ベネット       (タミー)
    ロブ・ラベル         (フランク・マーフィー)

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「キスキス,バンバン - L.A.的殺人事件」(2005年)

「リーサル・ウェポン」「ラスト・ボーイスカウト」などを手掛けた人
気脚本家シェーン・ブラックが 自ら初の監督も務めたクライム・
アクション・コメディ。ひょんなことからコンビを組むことになった
コソ泥とゲイの私立探偵がミステリアスな事件に巻き込まれて
いくさまを、往年のハードボイルドのエッセンスをふんだんに盛
り込み軽妙に綴る。主演は「アイアンマン」のロバート・ダウニー・
Jrと「バットマン フォーエヴァー」のヴァル・キルマー。

ニューヨークのしがない泥棒ハリー・ロックハート。ある時、警察
に追われていて思わず逃げ込んだのは、ハリウッド映画のオー
ディション会場。俳優に間違われたハリーはオーディションをパ
スし、スクリーンテストのためにロサンジェルスへ。 彼はそこで
役作りのため、 “ゲイ” と言われている私立探偵ペリーに弟子
入りすることに。 さらに、女優を夢みてハリウッドへやって来た
幼なじみのハーモニーと再会すると…。

「サラマンダー」は“バットマン”vs“ダーク・ピット”、「プレステー
ジ」は“ウルヴァリン”vs“バットマン”、そしてこの作品「キスキス,
バンバン」では、“アイアンマン”vs“バットマン”と、またまたいい
男の競演です。しかし、ダウニーJrの泥棒はいいとしても、まさ
かヴァル・キルマーがゲイ役とは! 意外なキャスティング~♪

カンヌ映画祭でプレミア上映され、そのスタイリッシュな映像と
粋で巧みなストーリーテリングで、うるさ型の観客をも虜にした
というのも頷けるところですね♪それに、男2人に囲まれのヒロ
イン、ミシェル・モナハンが中々キュート! この後の「M:i:Ⅲ」
や「イーグル・アイ」の活躍の原点が垣間見ることができます。


「キスキス,バンバン - L.A.的殺人事件」(2005年)
監督 シェーン・ブラック
脚本 シェーン・ブラック
製作 ジョエル・シルヴァー
原作 ブレット・ハリデイ
出演 ロバート・ダウニー・Jr (ハリー・ロックハート)
    ヴァル・キルマー    (ゲイ・ペリー)
    ミシェル・モナハン   (ハーモニー・フェイス・レイン)
    コビーン・バーンセン  (ハーラン・デクスター)
    ラリー・ミラー      (ダブニー・ショウ)

横山秀夫 『顔 FACE』
横山秀夫 『顔 FACE』 徳間文庫 620円




[ストーリー]
「だから女は使えねぇ!」鑑識課長の一言に傷つきながら、ひた
むきに己の職務に忠実に立ち向かう似顔絵婦警・平野瑞穂。瑞
穂が描くのは、犯罪者の心の闇。追い詰めるのは「顔なき犯人」。
鮮やかなヒロインが活躍する異色のD県警シリーズ。

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短編集「陰の季節」の中の、 「黒い線」というお話に登場したD県
警の似顔絵婦警・平野瑞穂を主人公とした連作短編集です。平
野婦警は、前作「黒い線」で、逮捕された犯人の写真を見ながら
書いた似顔絵を改ざんさせられるという屈辱に耐えかねて、半年
間の休職扱いとなります。

そして、本作冒頭の「魔女狩り」では心機一転、機動鑑識班から
広報室へと異動になります。 ところが、この広報室というのも鬼
門で、県警のマスコミ対策の窓口業務が中心で、鑑識以上に組
織や体面を重要視する上司にまたまた心を痛めるという結果に
なってしまいます…。

ただし、前作でのつまづきから、平野婦警は警察官としても人間
としても大きく成長していました。 2作目「決別の春」では、広報
室から捜査一課犯罪被害者支援対策室に異動。 この「決別の
春」と3作目の「疑惑のデッサン」で、自分には似顔絵描きが“天
職”であることを再確認するのです。

そして4作目「共犯者」で、同じ捜査一課の中で、犯罪被害者支
援対策室から強行犯捜査第四係に異動。この作品では(珍しく)
本格捜査が物語の中心となります。ただし、警察の内部体質や、
婦警への偏見などの障壁が立ちはだかるのは、今までとまった
く同じです。

そして、エンディングで平野はもう一度、 鑑識版似顔絵婦警の
職に復帰します。 平野婦警の今後の活躍も期待できそうです
ね…^^ 本書は、仲間由紀恵主演で、ドラマ化もされているよう
です。見てみたいな~♪



ハネケ祝パルムドール受賞!「ピアニスト」(2001年)

第62回カンヌ映画祭で、ミヒャエル・ハネケ監督の「白いリボン」
が最高賞のパルムドールに輝きました!ハネケ監督は、今回の
審査委員長イザベル・ユペールが主演した「ピアニスト」(01年)
でグランプリ、「隠された記憶」(05年)で監督賞を受賞。5度目の
コンペでカンヌの頂点を極めました♪ ということで、ハネケ監督
の受賞を祝して、「ピアニスト」を取り上げましょう!

ウィーン。小さい頃から母親に厳しく育てられたエリカ。40歳を過
ぎて ウィーン国立音楽院のピアノ教授となった今でも母と二人
暮らし。ある日、エリカはとある演奏会の席で青年ワルターに出
会う。 彼のピアノの才能に特別な感情を抱くエリカだったが、そ
れ以上にワルターのエリカに対する思いは強かった。彼女に執
拗につきまとい、試験に合格し彼女の生徒となってしまうワルタ
ーに対して、ついにはエリカの秘密が明かされるのだった。

ピアノにまさに一生を捧げた“ピアニスト”エリカは、歪んだ性的
趣味と病的な変質性を持ち合わせており、彼女に惚れているワ
ルターに対して、サディスティックにワルターを弄ぶ行為に出る。
しかし、彼女に内在していたのは、“ドM”と呼べる程のマゾヒス
トで、それを告白した途端、ワルターの方も壊れてしまう…。

ハネケ作品は、「隠された記憶」に続いて、2本目の観賞となり
ますが、相変わらず難解でレヴュー泣かせの作品です^^; さら
に、「隠された記憶」同様、あまりに尻切れトンボなエンディング
で、観客はまさに放り出されてしまうのです。見終わった後は、
これがカンヌ映画祭グランプリ?しかも原作が、ノーベル文学
賞受賞作品?ということを考えさせられるです。これぞまさに、
ハネケ節炸裂!

本作品は、2001年のカンヌ国際映画祭において、グランプリ、
最優秀主演女優賞(イザベル・ユペール)、 最優秀主演男優
賞(ブノワ・マジメル)の三冠に輝きました。

「ピアニスト」(2001年)
監督 ミヒャエル・ハネケ
脚本 ミヒャエル・ハネケ
製作 ファイト・ハイドゥシュカ
原作 エルフリーデ・イェリネク
出演 イザベル・ユペール  (エリカ・コユット)
    ブノワ・マジメル     (ワルター・クレメール)
    アニー・ジラルド    (エリカの母)
    アンナ・シガレヴィッチ (アンナ)
    スザンヌ・ロタール   (アンナの母)
    ウド・ザメル       (ブロンスキー教授)

「プレステージ」(2006年)

世界幻想文学大賞を受賞を受賞したクリストファー・プリーストの
傑作『奇術師』を、「メメント」「ダークナイト」のクリストファー・ノー
ラン監督が映画化したミステリアス・ファンタジー・サスペンス。マ
ジックに人生の全てを捧げる2人の天才マジシャンが、壮絶な確
執を繰り広げた末に行き着く驚愕の顛末を幻想的かつトリッキー
に描き出す。主演は「X-MEN」シリーズのヒュー・ジャックマンと
「ダークナイト」のクリスチャン・ベイル。

19世紀末のロンドン。華麗かつ洗練されたパフォーマンスで魅せ
る“グレート・ダントン”ことロバート・アンジャーと、天才的なトリッ
クメイカー“ザ・プロフェッサー”ことアルフレッド・ボーデン。2人の
マジシャンは、修業時代から互いを認め合いマジックの腕を競い
合っていた。しかし、アンジャーの妻が脱出マジックに失敗して命
を落とすと、その原因がボーデンにあったことから、アンジャーは
彼への復讐に取り憑かれていく…。

コダワリ監督クリストファー・ノーランの演出だけあって凝りに凝
った内容なんですが、観終わった後に、何か“水と油”のような違
和感が感じられる作品でした。その理由を、色々と考えてみると、
やはり「キャスティングと人物設定が逆ではなかったのか…?」
という思いからです。

方やセンス溢れる、華麗なマジシャンで、実は貴族の身分を持つ
アンジャーと、地道な生活・手堅い家族を持ち、教授と呼ばれるボ
ーデン。その才能とトリックに嫉妬するのはボーデンの方が物語
はシックリとくるような気がするのですが…。妻を殺されたと思い
込み、相手のトリックに執着するヒュー・ジャックマンが どうも様
にならなかったというのが本音です。

嫉妬に悶え苦しむ善良な男の役はクリスチャン・ベイルで、嫉妬
される程 “秘密のネタ”を持つ天才マジシャンこそ、ヒュー・ジャ
ックマンが適役ではなかったでしょうか? その引っ張ったネタ
が“双子”では、最初からバレバレじゃないですか^^; ただ最後
の水槽シーンは「エイリアン」か「マトリックス」を彷彿とさせられ、
なかなか不気味で良かったです^^

「プレステージ」(2006年)
監督 クリストファー・ノーラン
脚本 クリストファー・ノーラン
製作 クリストファー・ノーラン
原作 クリストファー・プリースト 『奇術師』 (ハヤカワ文庫)
出演 ヒュー・ジャックマン  (ロバート・アンジャー)
    クリスチャン・ベイル  (アルフレッド・ボーデン)
    マイケル・ケイン     (カッター)
    スカーレット・ヨハンソン(オリヴィア)
    パイパー・ぺラーボ   (ジュリア・マッカロー)
    レベッカ・ホール     (サラ)    
    アンディ・サーキス   (アリー)
    デヴィッド・ボウイ    (ニコラ・テスラ)

「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年)

クエンティン・タランティーノ監督と盟友ロバート・ロドリゲス監督が
ホラー映画を競作した2本立てムービー「グラインドハウス」のうち
のタランティーノ版で、 独立した1本の作品として再編集されたデ
ィレクターズ・カット完全版。カート・ラッセル扮する殺人スタントマ
ンと、それに立ち向かうスタントウーマンとの壮絶な死闘を、CGに
頼らない迫真のカー・アクション満載で描く。

“グラインドハウス”とは、 B級映画ばかりを2本立て、3本立てで
上映するアメリカでかつて流行った映画館のこと。劇中でスタント
ウーマンを演じたゾーイ・ベルは実際にハリウッドで活躍するスタ
ントウーマンで彼女がユマ・サーマンのスタントとして「キル・ビル」
の撮影に参加したのが縁で、今回ヒロインに大抜擢となった。

テキサス州オーステインの人気DJ、ジャングル・ジュリアは気の
置けない仲間たちとバーへ繰り出す。そんな彼女たちを、ドクロマ
ークの不気味な車を駆る顔に傷のある謎の中年男、スタントマン・
マイクが秘かにつけ回していた…。14ヵ月後、テネシー州で映画
の撮影に参加していたスタントウーマンのゾーイ。 彼女は売りに
出されていた憧れの車、 70年代型ダッジ・チャレンジャーに試乗
すると、そこにまたあの男スタントマン・マイクが現れる…。

荒れた画面、 モノクロームが混じる映像、 60~70年代にかけて
アメリカのB級、C級低予算映画 (しかも、内容はホラー、エロス
など) へのオマージュたっぷりのタランティーのらしい作品です。
スタントマン・マイクを演じるカート・ラッセルも「バックドラフト」や
「ポセイドン」では考えられないイカレ殺人鬼の役だし^^;

カート・ラッセルと、バーテン役のタランティーの以外は、皆若さ
と肉体を持て余した魅力的 (かつ無軌道) な女性たち。前半に
登場の4人はみんな殺されちゃいますが、 後半の登場人物は、
その敵討ちとばかりに、逆にラッセルにお仕置きを!しかし、内
容もストーリーも無茶苦茶だけど、なんか憎めない作品です^^

「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007年)
監督 クエンティン・タランティーノ
脚本 クエンティン・タランティーノ
製作 クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス
撮影 クエンティン・タランティーノ
出演 カート・ラッセル        (スタントマン・マイク)
    ロザリオ・ドーソン       (アバナシー)
    ゾーイ・ベル          (ゾーイ)
    トレイシー・トムズ       (キム)
    ヴァネッサ・フェルリト    (アーリーン)
    ジョーダン・ラッド       (シャナ)    
    ローズ・マッゴーワン     (パム)
    クエンティン・タランティーノ (ウォーレン)
    シドニー・ターミア・ポワチエ(ジャングル・ジュリア)

「サラマンダー」(2002年)

現代に甦った太古の巨大竜 “サラマンダー”が、人間を恐怖に
陥れるSFパニック・スリラー。主演は「サハラ 死の砂漠を脱出
せよ」のマシュー・マコノヒーと「ダークナイト」のクリスチャン・ベ
イル。監督は「X-ファイル ザ・ムービー」のロブ・ボウマン。

現代のロンドン。 12歳の少年クインは、母が働く地下鉄工事現
場に立ち寄った時 そこで永い眠りから覚めた巨大竜“サラマン
ダー”の姿を目撃する。その後、驚異的な早さで世界中に繁殖
したサラマンダーは人間を喰らい、人類はを滅亡の危機に瀕す
る。 それから20年、わずかに生き残ったクインたちは都市を捨
て荒野に要塞を築き身を潜めて暮らしていた。 そこに、ヴァン・
ザン率いるアメリカの義勇軍が現われる…。

この映画の原題は、「Reign of Fire」(直訳すると、「火の時代」
もしくは「炎の統治」という感じか?) というのですが、そこで疑
問、“サラマンダー”とは何ぞや? 早速、Wikipediaで調べてみ
ると、古代ギリシャで万物の根源と考えられていた『4大元素』
(火、水、土、空気)の火を司る精霊なんだそうです。ちなみに、
水の精霊は“ウンディーネ”、 土の精霊は“シルフ”、空気の精
霊は“ノーム”です。

他の3精霊は、みな人間に近い形(たぶん、シルフはいわゆる
エルフでしょう。ノームは小人[ドワーフ]ですよね、やっぱり!)
なのに、サラマンダーだけは蜥蜴の形をしていると言われてお
り、今のドラゴンの原型となったんだそうです…。どう見ても、こ
いつだけ敵役(人間の敵)だよなぁ~!

まあ、映画はキャストは超一流(ペイル、マシュー、ジェラルド
のイケメンそろい踏み!)だけど、内容はどう見てもB級です。
ドラゴンは雄が一匹しかいなくて、そいつを倒せば全滅するっ
てのはどうなの? 仮に倒しても、何百、何千の雌が死ぬまで
何十年、何百年かかるのよ?って気はしますが…^^;

「サラマンダー」(2002年)
監督 ロブ・ボウマン
脚本 グレッグ・チャボット、ケヴィン・ペテルカ
製作 ジョナサン・グリックマン
出演 クリスチャン・ベイル (クイン・アベルクロムビー)
    マシュー・マコノヒー (デントン・ヴァン・ザン)
    イザベラ・スコルプコ(アレックス・ジェンセン)
    ジェラルド・バトラー (デイヴ・クリーディ)
    スコット・ムター    (ジャード)
    ダンカン・キーガン  (マイケル)
    デヴィッド・ケネディ (エディ)
    アリス・クリージ    (カレン・アベルクロムビー)

『国宝 阿修羅展』
さて公開から2ヶ月近く経ってようやく『阿修羅展』を見に、上野
の東京国立博物館・平成館に行ってきました^^

これは、皆さんもご存知のように、奈良興福寺創建1300年を記念し
て、中金堂再建事業として計画されたこの展覧会では、天平伽藍の
復興を目指す興福寺の貴重な文化財の中から、阿修羅像をはじめと
する八部衆像(国宝)、十大弟子像(国宝)などが展示されています。



『阿修羅像』は天平6年、光明皇后が母・橘三千代の1周忌供養の
菩提を弔うために造像して以来、戦乱や大火など幾つもの災難を乗
り越えてきました。夏目雅子に似ているとも言われる、その穏やか
で、悟ったようなご尊顔が、他の阿修羅にはない特徴です。

その『阿修羅像』に勝るとも劣らないのが、3メートルを超える大
きさの薬王菩薩と薬上菩薩の両像。また、その2像を守るように配
列された持国天立像、増長天立像、広目天立像、多聞天立像の四天
王像。それぞれに邪鬼を踏みつけて、迫力ある姿が印象的でした!



しかし、凄い人気のようで、朝9:30開場の予定なのですが、もうそ
の時間には相当の行列が出来ており、30分近く入場まで待ち時間が
ありました。中に入っても、当然もの凄い混雑です。『阿修羅像』
(本来は360度から見れる!)は何とか見ることが出来たのですが、
二重三重に人垣で囲まれており、前列の人ほどなかなか退かないん
ですよねぇ~^^;

多少、遠めではありましたが、その有り難いお顔は、しっかり見て
きましたよ♪
横山秀夫 『陰の季節』
横山秀夫 『陰の季節』 文春文庫 470円




[ストーリー]
警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下り先ポストに
固執する大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ねつけられた二
渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた…。
「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員の激賞を浴びた
第5回松本清張賞受賞作を表題作とするD県警シリーズ第1弾。

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「臨場」と同じような警察を舞台にした連作小説です。こちらは全
4編の構成となっており、 短編というより中編小説かな? 1作目
「陰の季節」は、 “陰の人事権者” と囁かれる警務課調査官・二
渡を主人公とした物語。天下り、定年退職、人事異動、など様々
な要素が巧みに調合されています。

2作目「地の声」の主人公は、 監察課監察官の新堂。 こちらは、
不正や内部調査の部署のようで、 警察職員の賞罰に関する情
報が集まってくるのですが、最終的には人事を司る二渡の方が
一枚上というのがオチのようです。

3作目「黒い線」は、婦警担当係長・七尾友子の物語ですが、後
に「顔 FACE」という本の主人公で、絵の腕を買われて似顔絵婦
警として活躍する平野瑞穂が登場します。つぎに読むのはやっ
ぱり「顔 FACE」がいいのかも?

4作目「鞄」は、秘書課課長補佐の柘植が主役。その職務は県
議会対策で、県警本部長が本会議ですみやかに対応できるよ
う議員と警察の間を奔走する毎日…。

こうしてみると、捜査一課など実際に犯罪(事件)捜査をする部
署の話は一話もありません。 「臨場」の倉石も検視官だしね!
事件解決や犯人探しがない分、物語や人間関係のディテール
の描き方は“見事”というほかありません。やはり、警察小説な
ら横山さんの右に出るものはいないかな?
あの「アバクロ」がついに日本上陸!
過去の「アバクロ」記事はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/unno1/19344839.html


ブラッド・ピットやマライア・キャリー、サッカーのデビッド・ベッ
カムらが愛用していることで、若者を中心に人気となっている米ファ
ッションブランド「アバクロンビー・アンド・フィッチ」。日本でも
「アバクロ」の愛称で親しまれており、木村拓哉やダウンタウンの浜
田雅功、浜崎あゆみらが愛用していることでも話題となった。

そんな「アバクロ」がいよいよ日本初上陸!今年12月15日にアジア初
店舗にして日本上陸1号店となる旗艦店を東京・銀座にオープンする。
米国では 345店舗を展開している「アバクロ」だが、米国以外の地域
にはカナダとイギリスに店舗があるだけで、海外進出は消極的だった。

日本には直営店や正規の代理店がなく、日本人は米国などの店舗や通
信販売、輸入品店などで購入するしかなかった。しかし、これが逆に
希少価値を高め、結果として輸入品店やネットオークションでは定価
の数倍で販売されることもあるのだとか!?

東京・銀座の旗艦店は中央区銀座6丁目にあるビルの1~11階に入る。
店舗面積は 937平方メートルと、昨年日本上陸を果たしたスウェーデ
ン発の衣料チェーン「H&M」銀座店の約1000平方メートルとほぼ同
等の広さとなる予定だ。今から楽しみだねぇ~^^