2019年でヤフブロが終了ということで、引っ越してまいりました。
海堂 尊 『ブレイズメス1990』
海堂 尊 『ブレイズメス1990』 講談社 1,680円
 

 
 
[ストーリー]
大学病院にまた革命児が
 外科研修医世良の任務はモナ
コから天才外科医天城を連れ帰ること。東城大病院は大荒れ
となり日本初の公開手術の結果は…。バチスタの原点を追っ
てついに海外へ。富国モナコも絡み日本医療を考える小説は
さらにエキサイト。『ブラックペアン』につづく第2弾。
 
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こちらは、 宝島社から出ている累計850万部突破を突破した
バチスタ・シリーズではなく、 講談社から出版されている『ブ
ラックペアン1988』の続編です。現在は東城大学病院長
高階権太がまだ講師だった頃のお話。主人公は前作に引き
続き入局2年目の世良雅志医師。 ただ、この2冊だけでなく
海堂ワールド「桜宮サーガ」の常套手段、 『極北クレイマー』
にも登場してますよね
 
さて、 今回その主役以上のインパクトを残すのが、 モンテカ
ルロ・ハートセンター部長 “神の手を持つ男” “モンテカルロ
のエトワール” ダイレクト・アナクトモーシスを 世界で一人だ
け行うことのできる外科医・天城雪彦です。彼は、東城大学
病院長佐伯清剛より、 心臓手術専門の病院 「スリジエ・ハ
ートセンター」 の立ち上げを依頼されます。 そのお世話係り
をするのが世良クンという訳です
 
この天城先生は、患者を選ぶにも金を重点に置く拝金主義
を貫くなど、一見、倫理に反する言動から周囲の反感を買う
が、理路整然とした物言いと、圧倒的な手術技法で他を寄
せ付けない。 この強烈なキャラクターと、彼が立ち上げを依
頼された「スリジエ・ハートセンター」が、この後の話に出て
こないことからいって、計画は頓挫されたのでしょうか…
 
バチスタ・シリーズの白鳥圭輔+彦根新吾のような このキ
ャラを今後どうするのか…は大変楽しみなところですが、そ
は海堂さんのお手並み拝見といったところでしょうか
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