2019年でヤフブロが終了ということで、引っ越してまいりました。
脚本家 北川悦吏子
先日、TBSテレビの『ゴロウ
デラックス』
という番組
を見ていました。 SMAPの稲垣吾郎がMCを務めるト
ーク番組で、基本的には毎回、作家をゲストとして呼
んでいます。

この回は、恋愛ドラマのカリスマ・脚本家の北川悦吏
子さんがゲスト。やはり著作物というよりは過去の名
ドラマの名場面が蘇りますね それでは、過去の名
ドラマを振り返っていきましょう。



1992年 「素顔のままで」  フジテレビ月曜9時、いわゆ
る月9ドラマ。安田成美と、当時人気絶頂期の中森明
菜の主演。 25歳の女同士の友情を描く。 主題歌の米
米CLUBの「君がいるだけで」は、売り上げ300万枚突
破の大ヒット



1993年 「あすなろ白書」 こちらもフジテレビの月9ドラ
マ。石田ひかりと 筒井道隆の主演。原作は柴門ふみ
の人気マンガ。マンガ原作のドラマの走りかな
キム
タク、西島秀俊が脇役でした。 主題歌は藤井フミヤの
「TRUE LOVE」。こちらも200万枚の売り上げでした。



1995年 「愛していると言ってくれ」 TBS金曜ドラマ。主
演は、こちらも 恋愛のカリスマと豊川悦治と常盤貴子。
聴覚障碍者の恋愛を描いた今となってはタブー的な
内容。主題歌ドリカムの「LOVE LOVE LOVE」は、売り
上げ250万枚の大ヒット



2000年 「ビューティフルライフ」 TBS日曜劇場で、主演
はキムタクと常盤貴子。「愛している」とは逆の設定で、
常盤が難病の障害者役、木村はカリスマ美容師。また
図書館司書という設定は「素顔のままで」と同じ。主題
歌 B'zの「今夜月の見える丘に」は100万枚突破。



2004年 「オレンジデイズ」 TBS日曜劇場。主演は妻夫
木聡と柴咲コウ。「あすなろ」と同じような、集団恋愛型
ラブストーリーで、こちらも瑛太や成宮寛貴が脇役でし
た。ミスチルの「Sign」もいい曲でしたね

こうしてみると、いいドラマにはいい曲あり。しかも、手
話→サイン、車椅子→手を繋いで、切ない恋→LOVE、
友情→君がそばにいる…など、ちゃんと テーマに合っ
た内容になってるんだね
スポンサーサイト



半期に一度のプリン体祭り♪やまや新橋銀座口店
もう、8月もあと少し。皆さんは夏休みをとりましたか
私はこの夏休みなしで頑張っております。その代わり
に10月にお休みしようかと…



でもってその前には…この夏
を乗り切るスタミナ
つけなくっちゃねぇ~
 ということで、半期に一度の大
解放
 プリン体祭りです



『やまや新橋銀座口店』にやってきましたよ。過去2回こ
のブログに登場しましたがその時は生姜焼きがめ煮
でした。そっちも、美味しいよ~



何と言っても、明太子辛子高菜が食べ放題 これが、
たまりませんね

 
普段は、ご飯や魚卵を控えてい
るので…半期に一度のプリン体大放出ですな



そして今日のメインは、新橋銀座口店20食限定の【メン
チカツ定食】です。ジューシーなひき肉からは 肉汁がジ
ュワー
 明太子辛子高菜によく合うんですよ


東京都港区新橋1-4-5 GINZA G10ビル 2F
営業時間 AM11:00~PM2:00、PM5:00~PM11:00
メンチカツ定食  (限定20食)  1,000円
の唐揚げ明太子風味定食 1,000円
豚の生姜焼き定食        1,000円
博多郷土料理がめ煮定食   1,000円
伊坂幸太郎 『アイネクライネナハトムジーク』
伊坂幸太郎 『アイネクライネナハトムジーク』 (幻冬舎) 1,512円



[作品紹介]
ここにヒーローはいない。さあ、君の出番だ。奥さんに愛想
を尽かされたサラリーマン、他力本願で恋をしようとする青
年、元いじめっこへの復讐を企てるOL……。情けないけど、
愛おしい。そんな登場人物たちが紡ぎ出す、数々のサプラ
イズ
 伊坂作品ならではの、伏線と驚きに満ちたエンタテ
イメント連作小説

*************************************************

久しぶりに 思いっきりの“伊坂節”を聞いた、いや読んだ気
がします。こういうの待てたんですよねぇ~
 
伊坂さん本
人が言っているように、ここには泥棒も強盗も、殺し屋や超
能力者も登場しません。でも、緻密に練られた伏線や、複
に絡み合う人間関係。そして現在と過去を行ったり来たり
する時間軸にも惑わされます

・アイネクライネ:斉藤和義氏からの依頼で書いた小説。主
人公は冴えないリサーチ会社の佐藤。その友達という織田
夫婦が実はキーポイント。しっかり者で美人な由美と、いい
加減でちゃらんぽらんな一真。ここから果てしなく人間関係
が広がっていくのですよ

・ライトヘビー:主人公は美容師の美奈子とその客の板橋
香澄。香澄の事務の弟・学と美奈子はなんとなくいい雰囲
気になるが、日本人初のボクシング・ヘビー級世界チンピ
オンを目指すウンストン小野の世界タイトル戦と だんだん
話がシンクロしていくと…。

・ドクメンタ:ドクメンタとは 5年に一度ドイツで開催される現
代美術展覧会。一般的に、ビエンナーレやトリエンナーレと
ほぼ同じものなんでしょう。この5年に一度から話は急に免
許の更新へと飛躍するという掴みはバッチリ
 主人公・藤
間は佐藤の先輩で、妻子に逃げられており…。

・ルックスライク:高校生の久留米和人と織田美織は、自転
車駐輪場で不正をしている輩を二人で張り込みすることに。
そこに現れる担任の笹塚先生。 笹塚朱美は ファミレスで助
けてくれた邦彦と、付き合うことになるのだが…。この2つの
ストーリーが交差していく。

・メイクアップ:化粧品会社の窪田結衣は、高校時代に虐め
られた小久保亜季と偶然の再開。 でも相手は外見が変わ
た結衣には気付かず…。この話だけ他の逸話とのつなが
が分からなかったけど、上司の山田寛子と「ライトヘビー」
の美奈子がつながってるのね

・ナハトムジーク:高校生の織田美織と 藤間亜美子は親友
同士。19年前、日本初のヘビー級チャンピオンとな
ンストン小野はその10年後、再び世界チャンピオンと対戦
する。父親とその復活の世界戦を見に行た美織と亜美子
だったが…その結末やいかに

しかし…「メイクアップ」のプレゼンの結果、もしくは合コンの
成れの果てはどうなったんだろう
 どこかに載ってました
かね
憧れの車! 夢の車?
今日は憧れの車、夢の車、乗りたい車の大特集です

・アストンマーティン・ヴァンキッシュ

イギリスの伝統的自動車メーカーで、007シリーズで
は何度もボンドカーとして登場。本格ブリティ・ス
ポーツカーです
 お値段は、2,260万円

・ジャガー Fタイプ・クーペ

永遠のピュア・スポーツ、高級スポーツカーの代名詞
ガー。私のお金持ちの知り合いも 今、乗っていま
すよ
 お値段は、1,430万円

・マセラティ・クアトロポルテ

こちらはイタリアの高級スポーツカー・ブランド。フェラ
ーリやランボルギーニじゃちょっと…という “違いの分
かる大人” にはこちら
 お値段は、1,310万円

・ポルシェ・ケイマン

最後は、ご存じドイツが誇る スポーツ・スペシャリティ
カー・ポルシェ。こちらも、911が有名だけど、このケ
マンくらいがちょうどいい
 お値段は、682万円

こうしてみると、ポルシェがお安く見えますな…
「タイタンの逆襲」(2012年)


“ストップ・モーション”という手法で、特撮映画の神様と言われ
たレイ・ハリーハウゼンが手がけた1981年の「タイタンの戦い」
を最新のCG映像でリメイクしたスペクタクル・アクション・アドベ
ンチャーの続編。 前作から10年後の世界を舞台に、再び神々
の戦いに巻き込まれた勇者ペルセウスの活躍をスケールアッ
プしたアクションとともに描く。 主演は引き続き「アバター」のサ
ム・ワーシントン、共演にリーアム・ニーソン、レイフ・フインズ。
監督は「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のジョナサン・リーベス
マン。

神々の王ゼウスと人間とのあいだに生まれた勇者ペルセウス
は、愛する一人息子と穏やかな毎日を送っていた。 一方天上
界では、神々の力が弱まり、巨神タイタン族の封じ込めにほこ
ろびが生じ始めていた。もし、タイタンの王クロノスが復活すれ
ば、人類はおろか世界が終焉を迎えてしまう。そんな中、ゼウ
スから共闘を求められるが人間界にとどまる決意をしたペル
セウスはこれを拒絶。しかし冥界の王ハデスの陰謀によって
ゼウスは捕らえられ、ついにクロノスが覚醒してしまう…



前回はリメイク作品でした。 今回は“完全オリジナル”とのこと
でしたが…どうも既視感がありましたな
 ゼウス、ポセイドン、
アレス、タイタン族、タルタロス…と、ほとんどの設定が、「イン
モータルズ -神々の戦い-」と同じなんだよな~
 そして 主人
公が、その神々ではなく人間(ペルセウスとテセウス)というの
一緒。そして何より、封じ込められたクロノスという最大の難
敵が、
炎の化け物
なんだけど…これが「ロード・オブ・ザ・
リング」
冥王サウロンにしか見えない

それに、私が個人的に気に入っていた前回のヒロイン ジェマ・
アータートンが出てこないのが良くないな~
 最近、ヒロイン
があっさり死んじゃう展開ってありますよね。「シャーロック・ホ
ームズ」のレイチェル・マクアダムスとか
 
こういうのって、個
的にはあまり好きじゃない。 前作からの連続性が途中でバ
サッリと
切られる感覚で、物語に乗っていけないんですよ。
演のサム・ワーシントンも最近あまり見ないけど…活躍してる
のかな




「タイタンの逆襲」(2012年)
監督 ジョナサン・リーベスマン
製作 ベイジル・イヴァニク、ポリー・ジョンセン
原案 グレッグ・バーランティ、デヴィッド・レスリー・ジョンソン、ダン・マゾー
脚本 デヴィッド・レスリー・ジョンソン、ダン・マゾー
撮影 ベン・デイヴィス
音楽 ハビエル・ナバレテ
出演 サム・ワーシントン  (英雄ペルセウス)
    リーアム・ニーソン  (天界の王ゼウス)
    レイフ・ファインズ  (冥界の王ハデス)
    ダニー・ヒューストン (海洋神ポセイドン)
    エドガー・ラミレス  (軍神アレス)
    ビル・ナイ        (鍛冶神ヘパイトス)
    ジョン・ベル       (ヘレイオス)
    リリー・ジェームズ   (コリーナ)
    トビー・ケベル     (アゲノール)
    ロザムンド・パイク   (アンドロメダ女王)


連続勝利が途切れる…(T_T)
と言っても…早稲田実業でも、関東一高でも、ましてや
巨人、阪神、ソフトバンクでも、 浦和レッズでもありませ
ん。私のジャンボ宝くじのことです



今年に入てから3月に
グリーンジャンボ、5月に

ドリームジャンボと、ジャンボ宝くじ が連続当選
 
ていましたが…ついに連勝が途切れました

まあ、グリーンジャンボは10,300円、ドリームジャンボが
3,300円だったけど、今回
サマージャンボは、なんと
下1桁5等の300円のみと完敗です

 次、頑張ろう~。
第97回高校野球選手権大会
今年は、1915年に高校野球選手権大会(夏の甲子園)
が始まって100年。 図らずも、強豪ぞろいの願ってもな
い4強が勝ち残り、明日8月19日は いずれも大会史に
残る好カードの準決勝となりました

・準決勝 第一試合 仙台育英×早稲田実業


大会屈指の左腕・佐藤世那擁する仙台育英と、怪物
年生スラッガー・清宮幸太郎の早稲田実業が激突。仙
育英のエース佐藤は、MAX146㎞のストレートと 2種
類のフォークを駆使し悲願の優勝を狙う。対する早実
は清宮だけでなく、4番加藤、6番富田と強力打線を誇
る。投手戦になるのか、それとも打撃戦になるか。


・準決勝 第二試合 東海大相模×関東第一


大会N0.1左腕MAX151㎞を誇る小笠原慎之介擁する東
海大相模は、優勝候補筆頭。それに対するは好打・強
肩・俊足を誇るオコエ瑠偉の関東第一。順当ならば、東
海大相模だが、3試合連続で接戦を制し勢いに乗
いる関東第一も侮れない果たして 優勝候補同士の決
勝になるのか、それとも東京勢同士の決勝になるのか。
桐野夏生 『夜また夜の深い夜』
桐野夏生 『夜また夜の深い夜』 (幻冬舎) 1,620円



[作品紹介]
主人公のマイコは国籍を持たず、ナポリのスラムで過ごす
女性。そんな彼女と共に生活している母親は、本当の名前
も、父親が誰かも教えない。 しかも、何故か顔の整形を繰
り返して、マイコには国籍もIDもない。いったい母は何から
逃れ、何を隠しているのか
 自分の
本当の名前は、何な

 
魂の疾走を描き切った、桐野夏生の苛烈な現代サ
バイバル小説。

************************************************

デビュー作 『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞受賞した
桐野夏生は、その後『OUT』で推理作家協会賞を受賞する
と、『柔らかな頬』で直木賞、『グロテスク』で泉鏡花文学賞、
『東京島』で谷崎潤一郎賞受賞と、エンターテインメントか
ら純文学へと、軽やかに文壇を駆け抜けています。 この
の持ち味は“暗さ”です
 誉田哲也の“グロ(猟奇)さ”、湊
かな“嫌さ(悪意)”と同じように本来ならばマイナス
メージのものを“深み”へと昇華させているところでしょう。

この物語は最初から最後まで主人公マイコと七海(ななみ)
という女性の書簡(手紙)で構成されています。 実は、こ
七海というキャラクターにはモデルがいると言われていま
す。母親が日本赤軍のリーダーで懲役20年の刑に服して
いる重信房子娘・メイこそがその人。また、マイコの母親
も何かの罪を犯して、日本には帰れないことがだんだん分
かってきます。

新興宗教、盗み、人殺し、詐欺…そして、マイコと行動を共
にするエリスとアナ。 リベリアとモルドバ出身の彼女たちの
半生はもっと過酷。内戦と難民、大虐殺、テロリスト、ストリ
ートチルドレン。 この女3人組が、ナポリのスラムで犯罪
繰り返していく…。この前に読んだ、『奴隷小説』にも通じる
究極の“暗さ”。でも、思いの他あっけない最後を迎えます。
読後感としては…賛否両論あるかもしれないなぁ~
「永遠の0」(2013年)


放送作家出身の作家・百田尚樹のデビュー作にしてベスト
ラーとなった同名小説を「ALWAYS 三丁目の夕日」の山
崎貴監督が映画化した戦争ドラマ。現代の青年が、零戦パ
イロットだった祖父の戦死の謎を調べようと、かつての戦友
のもとを訪ね歩く中で、戦争の不条理と向き合っていく姿を
描く。出演は、零戦パイロットの青年・宮部久蔵に岡田准一、
その妻・松乃に井上真央。そして、2人の孫で調査を進める
孫には、三浦春馬と吹石一恵。

司法試験に落ちて進路に迷う青年・佐伯健太郎。 そんなあ
る日、の祖父とは血のつながりがなく血縁上の祖父が
にいることを知る。その実の祖父の名は宮部久蔵。 太平洋
戦争で零戦パイロットとして戦い、特攻出撃により戦死して
いた…。そこで、宮部について調べ始めてみると、かつての
戦友はみな口を揃えて宮部を臆病者と非難した。天才的な
操縦技術を持ちながら、常に 戦闘を拒否し続けた宮部。そ
んな彼が、何故
特攻に志願したのか。やがてついに宮部
最期を知る人物に辿り着く健太郎だが…。



今日は、終戦記念日です。やはり昨今、平和憲法と、9条改
憲。自衛隊の海外派兵と、集団的自衛権の行使など考えさ
せられることは多々あります…。 そしてこの日には、やはり、
このレビューでしょう。
日本アカデミー賞、岡田准一主演・
演ダブル受賞となった「永遠の0」。原作者は 問題発言を
繰り返す困た人ですが、それは置いといて…
 まあ、優秀
なスタッフ・キャストを揃えましたね
 
名優・夏八木勲さんの
遺作でもあります

祖父の戦友たちには、橋爪功、田中泯、山本學、平幹二朗。
彼らの若い頃を演じる 濱田岳、新井浩文、三浦貴大、染谷
太…。主人公の妻役は井上真央、娘は風吹ジュン、孫に
浦春馬と吹石一恵。皆さんそれぞれに素晴らしい演技
でした
 ジブリ宮崎監督の「風立ちぬ」
などとの連携が、ど
こかにあったのでしょうかね…
 それはさて置き、とても良
い作品でした。今の時代だからこそ、観るべきですね。岡田
ン、
ダブル受
おめでとございます




「永遠の0」(2013年)
監督 山崎 貴
製作 市川 南、畠中達郎
脚本 山崎 貴、林 民夫
原作 百田尚樹 『永遠の0』 (太田出版)
撮影 柴崎幸三
出演 岡田准一 (宮部久蔵)
    井上真央 (宮部松乃)
    濱田 岳  (井崎源次郎・戦時中)
    新井浩文 (景浦介山・戦時中)
    三浦貴大 (武田貴則・戦時中)
    染谷将太 (大石賢一郎・戦時中)
    橋爪 功  (井崎源次郎・現代)
    田中 泯  (景浦介山・現代)
    山本 學  (武田貴則・現代)
    夏八木勲 (大石賢一郎・現代)
    風吹ジュン(佐伯清子)
    吹石一恵 (佐伯慶子)
    三浦春馬 (佐伯健太郎)


「春を背負って」(2014年)


日本を代表する名カメラマン、木村大作が「劔岳 点の記」
続いて撮り上げた監督第2作。標高3000メートル級の立山連
峰を舞台に、父の急死をきっかけに山小屋を継ぐ決心をした
金融マンの青年が 不慣れな山での生活に奮闘する中で
めて父や家族と向き合う姿を描く。 主演は「清須会議」「平清
盛」松山ケンイチ。 共演には、蒼井優、豊川悦司、檀ふみ、
小林薫。原作は、笹本稜平の同名小説。実際に立山連峰で
べ60日に及ぶ過酷な山岳ロケを敢行し。 臨場感あふれる
技と美しく雄大な大自然の風景をカメラに収めた。

立山連峰で山小屋“菫小屋”を営む厳格な父・長嶺勇夫に育
てられた享は、社会人になってからはそんな父から距離を置
き、東京でトレーダーとして忙しい毎日を送っていた。 そんな
ある日、父の突然の訃報が届く。帰郷した享を母の菫や勇夫
の山仲間たちが出迎える。その中に一人の見慣れない女性・
高澤愛がいた。彼女は心に深い傷を負い、山で遭難しかけた
ところを勇夫に助けられ、以来、勇夫と菫のもとで働いていた。
やがて、享は都会生活を捨てて小屋を引き継ぐことを決意す
と、の前に、勇夫の友人だったという頼もしい山男のゴロ
んこと田悟郎が現われ、享を力強く支えていく。



日本アカデミー賞最優秀監督賞や、ブルーリボン作品賞に輝
いた「劔岳 点の記」の木村大作監督。まさか第2作目が出来
るとは思ってませんでした。 というのも御年76歳、撮影助手か
らカメラマン一筋で、監督をしたのも驚きだたのに…。ご本人
も1作限りと思っていたようですが、前作のヒットもあり、周りか
ら勧められたようです。 「劔岳」では、淡々とした演出で、ほぼ
ドキュメンタリー映画のようでしたが、それでいいのです
 山
美しい映像さえ映し出していれば、“それが木村タッチ”なの
ですからね

この作品では、ストーリーが一応あって…無味乾燥した株式ト
ーダーをやっていた男が、父の遺志を継いで山小屋の親父
になるまでを描いています。こちらも演出としては 決して上手
とはえないのですが、やはり、山そして自然の美しさや迫力
こそが、この映画の最大の見所なのでしょう。 また…朴訥とし
た山男を演じた松ケン、豊エツはもちろんのこと“山女” を演
じた蒼井優の魅力が溢れていますね。 木村監督がテレビCM
を見て“あんなに口開けて笑える女優は他にいない”と
説いたんだそうです。まさに、平成の大竹しのぶだなぁ…




「春を背負って」(2014年)
監督 木村大作
製作 石原 隆、市川 南
原作 笹本稜平 『春を背負って』 (文春文庫)
脚本 木村大作、瀧本智行、宮村敏正
撮影 木村大作
音楽 山崎まさよし 『心の手紙』
出演 松山ケンイチ(長嶺 享)
    蒼井 優   (高澤 愛)
    壇 ふみ   (長嶺 菫)
    新井浩文   (中川聡史)
    安藤サクラ   (中川ユリ)
    吉田栄作   (工藤 肇)
    池松壮亮   (須永幸一)
    市毛良枝   (高野かね)
    石橋蓮司   (野沢久雄)
    小林 薫    (長嶺勇夫)
    豊川悦司   (多田悟郎)