2019年でヤフブロが終了ということで、引っ越してまいりました。
「紙の月」(2014年)


「父と暮らせば」「オリヲン座からの招待状」の宮沢りえ主
演で映画化したヒューマン・クライム・サスペンス。 ごく平
凡なアラフォー主婦が、若い男との出会いをきっかけに、
巨額の横領に手を染めてしまう欲望の暴走と、その顛末
を丁寧に描き出す。共演は池松壮亮、大島優子小林聡
美。監督は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「桐島
活やめるってよ」の吉田大八。

1994年。会社員の夫と2人暮らしの主婦梅澤梨花。銀行
の契約社員として、外回りの仕事を任されるようになった
彼女は、顧客の信頼も得て、上司からも高く評価される。
しかし家庭では夫との間にすれ違いが生じていた。そん
な時、銀行の顧客・平林の孫、光太から声を掛けられる。
梨花は次第に光太にのめりこみ、ほんの些細なことか
客から預かった金に手をつけてしまう。 それが、転落へと
向かう暴走の始まりだった。



2年前の同じ年2014年の1月にNHKでドラマ化された角
光代原作の『紙の月』『八日目の蝉』同様、優れた原
作本の映像化は、やはり見逃しませんね。 離婚したばか
りの原田知世が演じた主人公今度は宮沢りえが演じ
ます。主婦が溺れる若い男にはドラマが満島真之介、映
画は池松壮亮。浮気される旦那にはドラマは光石研、映
画が田辺誠一。こうしてみると、映画も悪くはないんだけ
ど…

離婚発表と同時にこの役を演じた原田知世はミステリア
スな雰囲気を漂わせ、オープニングとエンディングのタイ
の風景に合致してましたし、満島真之介の気持ち悪い感
じがたまらなく良かった。光石研の夫も自分勝手で、我が
儘でね。池松壮亮と田辺誠一はしごく真っ当に見えます。
大島優子と 小林聡美演じる 銀行の同僚は、原作には無
い役どころ。主演の宮沢りえも主演女優賞級の演技で悪
くはないんだけど、なんか惜しい感じでした。




「紙の月」(2014年)
監督 吉田大八
製作 秋元一孝、水口昌彦、大角 正、池田史嗣、石井聡子 他
脚本 早船歌江子
原作 角田光代 『紙の月』 (角川春樹事務所)
撮影 シグママコト
音楽 little moa、小野雄紀、山口龍夫
出演 宮沢りえ   (梅澤梨花)
    池松壮亮  (平林光太)
    大島優子  (相川恵子)
    小林聡美  (隅より子)
    近藤芳正  (井上佑司)
    石橋蓮司  (平林孝三)
    中原ひとみ  (名護たま江)
    佐々木勝彦 (小山内等)
    田辺誠一  (梅澤正文)


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