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今年も早いもので、11月ももう終わりです。あとは師走
の1ヶ月を残すのみとなりました。今年は、春の桜🌸と
並ぶ秋の紅葉🍁狩りに行くことにしました。
江戸時代初期、寛永6年(1629年)に 水戸徳川家の祖
である頼房が、その中屋敷に造ったもの。
〖涵徳亭門(西門)〗
〖庭園入口・売店〗
二代藩主光圀の代に完成しました。庭園の様式は池
を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっています。
〖涵徳亭〗
世界で最もよく知られる名画の一つ《叫び》を描いた西
洋近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンク(1863‐1944)。
画家の故郷ノルウェーの首都にあるオスロ市立ムンク
美術館が誇る 世界最大のコレクションを中心に、約60
点の油彩画に版画などを加えた 約100点により構成さ
れる大回顧展です。
《叫び》 1910年 オスロ市立ムンク美術館
先日、鑑賞した『ルーベンス展』もルーベンスの作品が
40点と、内容の濃い展覧会でしたが…この『ムンク展』
はさらに、全作品100点がムンク作というのも驚きです。
《絶望》 1896年 オスロ市立ムンク美術館
愛や絶望、嫉妬、孤独など、人間の内面が強烈なまで
に表現された代表作の数々から、ノルウェーの自然を
描いた美しい風景画や、晩年の作品に至るまで、60年
にわたる ムンクの画業を振り返ります。
《接吻》 1895年 オスロ市立ムンク美術館
展覧会目玉の《叫び》は、《接吻》 《吸血鬼》 《マドンナ》
などとともに、愛、死、不安を主題とする連作 〈生命の
フリーズ〉 に含まれる作品。 今回展示されている テン
ペラ・油彩画は初来日です。
《森の吸血鬼》 1916-18年 / 《吸血鬼》 1916-18年
私が興味を持ったのは、あの有名な《叫び》。それとと
もに全く同じ背景、構図で描かれた《絶望》。 《叫び》で
は、両手を頬に当てて体も歪んでいましたが、《絶望》
では、男が頭を垂れて、俯いています。
《マドンナ》 1895/1902年 / 《マドンナ》 1895/1902年
画家としての地位を固める一方で、酒に溺れ、私生活
は荒れていったムンク。1902年には、結婚を迫る恋人
との諍いで銃が暴発、左手中指の一部を失います。
《マラーの死》 1907年 オスロ市立ムンク美術館
男女を主題にした作品も 数多く制作。その中でも、悲
劇的ながらも官能性に満ちた《マラーの死》《すすり泣
く裸婦》の2作品は、特に印象に残ります。
《すすり泣く裸婦》 1913-14年 オスロ市立ムンク美術館
ムンクは肖像画も多数描いています。ここでは肖像画
の代表として大哲学者ニーチェを描いたものをご紹介
します。ニーチェもまた、《叫び》《絶望》と同じく橋の上
《フリードリヒ・ニーチェ》 1906年 オスロ市立ムンク美術館
また、ムンクは終生自画像を描き続けました。カメラを
手に入れ、「自撮り」の写真も残されています。その中
から、最晩年に描かれた《自画像、時計とベッドの間》
《自画像、時計とベッドの間》 1940-43年 オスロ市立ムンク美術館
この他にも10点以上の自画像、セルフポートレートが
展示されています。会場は、上野公園内の東京都美
術館。期間は、『ルーベンス展』と同じく 来年の1月20
「舞妓 Haaaan!!!」「なくもんか」を手がけた主演・阿部サダ
ヲ、脚本・宮藤官九郎、監督・水田伸生のトリオが再びタ
ッグを組み、架空の職業“謝罪師”を主人公に描く奇想天
外ナンセンス・コメディ。いかなる難題にもありとあらゆる
謝罪のテクニックを駆使して解決に導く主人公の活躍を、
バラエティに富んだ豪華キャストの共演とともにオムニバ
ス・タッチの構成で描き出す。共演は、井上真央、竹野内
豊、高橋克実、松雪泰子。
ヤクザな男の車相手に追突事故を起こしてしまった帰国
子女の倉持典子。欧米の習慣が災いしてうまく謝罪でき
ず泥沼に。 そんな彼女が頼ったのは、“謝罪のプロ”を自
任する東京謝罪センター所長・黒島譲だった。 そして、黒
島の見事な“謝罪”でどうにか窮地を脱した典子は、その
まま黒島のアシスタントとして働くハメに。 やがて、2人の
前には一筋縄ではいかない大小様々な難題を抱えた一
癖も二癖もある依頼者が次々と現われるのだったが…。
ずいぶんご無沙汰でしたが、お久しぶりの映画レビュー
です。 癖の強いバイプレイヤーの印象があった、阿部サ
ダヲですが、もうすっかり 主演俳優の風格が出てきまし
たね。 「舞妓 Haaaan!!!」「なくもんか」「夢売るふたり」「奇
跡のリンゴ」「彼女がその名前を知らない鳥たち」…。 今
や、出演作が途切れない超~売れっ子です♪ ブレイク
のきっかけが温水洋一(ぬっくん)の代役だったことは意
岡田将生、ケース3では高橋克実と松雪泰子、ケース4
では竹野内豊、ケース5では荒川良々、濱田岳、白井晃、
岩松了、野間口徹、中村靖日と、稀代のバイプレイヤー
んですよね。三谷幸喜ばりのキレ味があるな。と、思った
「謝罪の王様」(2013年)
監督 水田伸生
製作 門屋大輔、市川 南、藤門浩之、伊藤和明 他
脚本 宮藤官九郎
撮影 中山光一
編集 平澤政吾
出演 阿部サダヲ (黒島 譲)
井上真央 (倉持典子)
竹野内豊 (箕輪正臣)
岡田将生 (沼田卓也)
尾野真千子(宇部美咲)
荒川良々 (和田耕作)
濱田 岳 (ワクバル)
高橋克実 (南部哲郎也)
松雪泰子 (壇乃はる香)
『孤独のグルメ』を食べる企画、第3回はもう一度、
せっかくなので、今宵は4000円の定番おすすめコ
ースにしてみました。 こちらには、この店の2大名
物料理「毛沢東スペアリブ」と「やわらか雛鳥のね
まず前菜は 盛り合せ5品。糸クラゲと大根の和え
物、極豚ガツとレッドキャベツの和え物、紋甲イカ
の葱ソース、甘海老の紹興酒漬け、極豚肉とカシ
ューナッツの黒酢仕立て。
お次は、「海老チリ」。こちらの海老は有頭エビ。つ
まり、頭が付いていますね。頭が付いていることで、
いい出汁が出ていますが、ちょっと食べ辛い。
品川駅 『光の情景』 原画・監修:麻生秀穂 製作:クレアーレ現代壁画研究所 (1998年)
こちらは、2008年に開業した東京メトロ副都心線渋
谷駅にあります。この原画を描いた、大津英敏さん
は、ご自身の娘さんを モチーフとして デザインした
そうです。
明治神宮前駅 『いつかは会える』 原画・監修:野見山暁治 製作:クレアーレ現代壁画研究所 (2008年)
副都心線には 他にも沢山のステンドグラスがあり
ます。 お隣、明治神宮前駅にあるのは油絵を原画
とした『いつかは会える』。“サンドブラスト”という独
特な技法が使われています。
新宿三丁目駅には 銅版画家山本容子さんの『Hop,
Step,Hop,Step』があります。この駅には同じ山本容
子さん作の『Tea Party』というモザイク画もあります。
次は、いよいよ最後の作品になります。
西早稲田駅 『地下鐵道乃圖』 原画・監修:山口晃 製作:松本ステンドグラス (2008年)
最後はこちらも副都心線の西早稲田駅。2008年に
全線開業した副都心線には、これら4点のステンド
グラスだけでなく、12名のアーティストとからなる14
「パトラッシュ、ぼくは見たんだよ。 いちばん 見たかっ
たルーベンスの2枚の絵を。だからぼくは今、すごく幸
せなんだよ…」。名作アニメ、「フランダースの犬」のラ
ストシーン。
《キリストの降架》 1611-14年 アントワープ聖母大聖堂所蔵
主人公の少年ネロはこうつぶやいて、愛犬パトラッシ
ュとともに永遠の眠りにつく。この絵が、バロック芸術
の巨匠ルーベンスの『キリストの降架』。アントワープ
“王の画家にして、画家の王” と称されるその巨匠ル
ーベンスの作品40点が終結した最大規模の『ルーベ
ンス展』が 今、上野の国立西洋美術館で開催されて
います。
《自画像》 1623年以降 / 《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》 1615-16年
17世紀ヨーロッパを代表するバロックの巨匠、ペーテ
ル・パウル・ルーベンス(1577-1640)。イタリアで古代
美術と同時代の美術を吸収し、 大工房を構えて壮麗
な絵画を量産しました。
《エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち》 1615-16年 リヒテンシュタイン侯爵家コレクション
その中より、ルーベンス作品 40点が 10ヵ国より集結。
過去最大規模のルーベンス展です。会場は、上野の
国立西洋美術館。 建物自体が 世界遺産に登録され
ている芸術作品です。
《聖アンデレの殉教》 1638-39年 カルロス・デ・アンベレス財団
オープニングは、自画像と自らの娘を描いた《クララ・
ポスターやチラシになっている今回のモチーフは《エ
リクトニオスを発見するケロプスの娘たち》。
《セネカの死》 1615-16年 プラド美術館 / 《偽セネカ像のヘルメ柱》 2世紀前半 カピトリーノ美術館
時はカトリックとプロテスタントが真っ向から対立して
いた17世紀。この時代 カトリックでは分かりやすい宗
教画が求められた結果、ダイナミックな バロック絵画
が成立しました。
《パエトンの墜落》 1604-05年 ワシントン・ナショナル・ギャラリー
豊かな想像力で神話画を描いたルーベンス。 ヘラク
レスを男性ヌードの模範としました。《ヘスペリデスの
園のヘラクレス》は 著名な古代彫刻《ファルネーゼの
ヘラクレス》を絵画化した作品です。
《「噂」に耳を傾けるデイアネイラ》 1638年 / 《ヘスペリデスの園のヘラクレス》 1638年
男性美がヘラクレスなら、女性美はヴィーナス。女性
を描く際には、古代彫刻のヴィーナスを研究していま
す。《スザンナと長老たち》は 旧約聖書のダニエル書
に入っている短編の一つです。
《スザンナと長老たち》 1606-07年 ボルゲーゼ美術館
軍神マルスが愛したのは かまどの女神ウェスタの神
殿に使える巫女レア・シルヴィア。この時 宿した双子
が後にローマの建国者になったと言われる神話を再
現したのが《マルスとレア・シルヴィア》。
《マルスとレア・シルヴィア》 1616-17年 リヒテンシュタイン侯爵家コレクション
とにかく、総点数70点のうち、ペーテル・パウル・ルー
代々木上原の【東京ジャーミィ】に行って以来、すっ
それで、ちょっと…東京でステンドグラス巡りをして
みました。パブリックスペースで、誰にでも見られる
東京駅 『天地創造』 原画:福沢一郎 製作:大伴二三彌 (1972年)
このステンドグラスは、明治5年汽笛一声の由緒あ
る新橋駅に因み、鉄道の力強さを表現する機関車
と、優雅な孔雀を題材に制作されました。新橋駅の
横須賀線地下ホームへ続く階段の上にあります。
上野駅 『上野今昔物語』 原画・監修:宮田亮平 製作:クレアーレ湯河原工房 (2017年)
上野駅周辺は、将軍家の菩提寺「寛永寺」の寺町。
近年の文明開化の波の中、動物園、パンダ、国立
博物館 など、上野の風景が収められています。東
京メトロ銀座線の改札を出てすぐにあります。
銀座駅日比谷線コンコースにある『楽園』の原画は
巨匠平山郁夫。ただ 残念なことに現在は駅改修工
京五輪までには、観られるようになっているでしょう。
飯田橋RAMLA 『大樹』 デザイン・作者:吉田誠 (1984年)
こちらは駅ではなく、駅ビル「RAMLA」の中にありま
す。ここはまた、千代田区と新宿区の区境にあるこ
とから“区境ホール”ともいわれています。まだまだ
2回目は、千葉県浦安市の住宅街にある食事処